2007年10月25日

お話しましょう

誰やっ、自習室の窓を開けるバカは!
うちの院の自習室の窓には網戸がない。
しかも自習室棟のまわりは自然に囲まれている。
蟲が入ってくるのわかるやろ!

虫の羽音って実に不快だ。
耳障り、そして耳に強く残る。
今も耳の奥で「ブーン」と聞こえる(ような気がする)。

耳につくといえば、電車の中の会話。
聞きたくなくても、聞こえちゃうんだよねえ。
先日、電車の中でどこかの大学生の女の子二人が話していた。
何がおもしろいというわけでもないが、なんとなく面白かったので紹介しよう。
AとBの会話としよう。


電車の扉、閉まりそうになるところへAが飛び込んでくる。
A、すかさず席に座り、友人のBを誘導。
Aはスーツ姿、身長が高く、肉付きがいい感じ。太っているとまではいえない。強気な感じの女の子。
Bは私服。よくありそうな大人しめの服。痩せ方。Aよりもかわいく、ひかえめな感じ。

B「(席をとることについて)すごいなあ」

A「あたりまえやん、うちこんなん見逃せへんで」

A「高校んとき電車通(「通学」の意であろう)やったしな」

B「そうなん?うち電車乗ってなかったわ。高校どこやったっけ?」

A「桜井高校やで」

B「え、どこそれ(笑)」

A「うーんとなあ」

A、1、2と数を数える。

A「奈良県で…上から6番か7番くらいのとこ」
(注、桜井高校は6番や7番ほど難しくはありません)

B「うっそ。。めっちゃすごいんやけど」

A「いや、ぜんぜんたいしたことないって。真ん中よりちょっといいくらいやで」

B「いやいや、すごすぎるやろ」

A「あんたどこなん?」

B「○○高校(覚えていない)」

A「聞いたことないわー」

B「その学区で、下から二番目くらい(笑)」

A、身をのりだす。

A「言っていい?言っていい?けっこう…やな(笑)」

一同、笑い。

A「でも、(下から二番目の高校卒業生には)見えへんけどなあ」

A「高校んとき、何の教科得意やった?」

B「えー、数学?」

A「まじで!あんた理系?」

B「うん、理系」

A「まじで!すごくない?」

B「わからへん(笑)」

A「あたし理科好きやったで。理科は何好きやった?」

B「何って…」

A「ほら、理科って化学と、生物と、物理があるやん(注、地学もあります)」

B「えー、わからん。そんなんやったっけ?」

A「あたし、生物やったで。生物好きやった」

A「社会は?」

B「社会って何系?理系やっけ?」

A「いやいやいやいや違いますよ〜大丈夫ですか〜文系ですよね」

B「そうなん。なんやろ、社会って何したっけ」

A「ほら、自分日本史とか好きそうやん」

B「日本史とか無理無理!てか日本史って何習うん?」

A「ほら、あれやん、戦国時代とかやん。武将がおって〜とかやらんかった?」

B「ああ、あたし人の名前覚えるの苦手やねん」

A「足利の〜とか、徳川の〜とか」

B「そうそう(笑)」

一同、笑い。

B「日本史やったら世界史の方がいいわあ」

A「世界史とか意味わからんわ」

B「あたしナチス好きやねん」

A「え、まじで…なかなか過激やな。あたしも制服は好きやで!中身は嫌いやけどなあ」

B「ナチス関係のこと好きやねん」

A「アンネの日記とか?」

B「そうそう!!(笑)」

A「でも一つ言えることは、地理はないわ」

B「うん。うん。ないない」

A「あと、英語もないわ」

B「ないなー」

A「なんかdoとかdoesとかあったやん。あんなん忘れたし」

B「そんなんあったんや。そういえばあったなー」

A「あっ、もう鶴橋やん。降りるわ。明日何限から?」

B「うち三限から。じゃあおつかれー」

A「はいよー、おつかれー」

A、猛然と去る。


(了)
posted by 映画委員長 at 15:17| 奈良 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

プロフェッサーMori

今日、自習室で勉強していて、ふと共通教育棟のトイレに足を運んだ。
共通教育棟と法科大学院の自習室棟は二階の廊下でつながっているのだ。

トイレから出てきたら、前にちっちゃくてメガネをかけた女学生がいた。
おそらく見るからに学部生であろう。
不慣れな共通教育棟に、きょろきょろと戸惑いながら歩いていた。

僕を見つけた女の子は、ちょこちょこと寄って来た。
そしてこうたずねてきたのである。


「先生、文学部資料室はどこですか?」


僕はとっさに返した。
こちらから先は法科大学院棟ですから、今きみが歩いている通路沿いにあるはずです。僕は詳しくは知りません。 と。


「ありがとうございました、先生」


女の子は丁寧に頭を下げて去っていった。


おいおい…

そのときの僕のファッション

・白地に黒と赤のストライプのシャツ
・黒いパンツ
・腕時計
・ラクダ色のスニーカー
・グレーのジャケット
・ひげ防止日なので、剃っていないひげ
(注、僕はひげそり負けをするので、ひげそりは二日か三日に一度である)


プロフェッサーに見える…のか…?

そんなバカな!
あの子と同級生に見えてもおかしくないのに。。

助教授やろ、せめて助教授にしてくれ!
posted by 映画委員長 at 16:55| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月22日

嫌いな愛想良さ

愛想が良いことは、すばらしいと思う。
行き着けの中華料理屋のおっちゃんなど、まさに天使のようだ。

ただ、愛想が良い=好きになれる という図式はない。

たとえば、梅田の歩道橋の上でニコニコと話しかけてくるアンケート。
服屋で呼びもしないのに不自然な笑顔で話しかけてくる店員。

嫌いだわ、非常に嫌い!

アンケートは暇つぶし以外、絶対に答えない。
そもそもつぶす暇などないから、絶対に答えない。
ちょっと話はかわるが、ビラ配り系は実にうっとおしい。
鼻水が出ているときのティッシュ配り以外は無視だ。
邪魔だ、非常に邪魔である。
ただ、うまい奴はわかっている。
頭をドレッドにして、肌を焼いて、「何やこいつ」と思うような奴でも、うまい奴はもらい手の気持ちをわかっている。
さっとすばやく出して、もらわないと判断したらすぐさまひっこめる。
そもそももらわなさそうな相手をちゃんとわかっている。

これができない奴は、ただ通行の邪魔だ。どっかいけ。

話を戻そう。
店員が話しかけてくるケースでは、98パーセントくらいの確率で買わない。
もともと買いたかったものを買うときだけ、買う。
もしかすると、何か買いたかったのに、話しかけてきたから逆に買わずに帰ることもある。
また、75パーセントくらいの確率で店から出る。

なんかウンチクを語りだしたり、実にうざい。
見たらわかるようなことを、何か無理して思いついてしゃべっている。

ひどい奴になると、ウソ誇張をしてくる。

「昨日入って、もうこれ一着」
「サイズはこれしかもう残ってないんですよ」

さらにひどくなると、もう欲望丸出しである。
「カードでも買えますよ」
「そこでキャッシングシステムがありますから…」

話しかけたり脅したりしたら、買う奴は買うだろう。
でもさ、そんなことしても僕は買わない。
買わない客の見分けくらい、つけろよな。

こいつらの愛想はウソもんだ。
利益に結びついた、功利的愛想だ。
ほんとうの愛想は、利益をこえたところにある。

そりゃ、僕の好きな「ホテルマン」ってやつや、食べ物屋の大将なんかも利益につながる関係にあるわけだ。
それでも、みんながみんなってわけじゃないけど、利益をこえたところに愛想をもっている人がいる。
その人(=僕)が喜べばいいな〜って、心から思って接してくれる人がいる。

功利的利益は、存在そのものは当然あるべきだし、ちょっとでも度が過ぎると、それは毒にすらなる。
他人と経済的関係をもっている人は、それを忘れてはならない。

僕はバイトだけれども、相手とは一応の経済的関係だ。
その場合、僕は毒のある愛想を見せない。
あくまで僕が愛想を見せるときは、常識的な愛想と、利益をこえた部分での愛想だ。

ほんとに、利益的に必要以上に愛想を振りまく人間には辟易する。

と同時に、誰かに何かをすすめたりするというのは、非常に難しい行為だ。
勧めすぎはいけない。嫌われる。
勧めが足りなくてもいけない。もう少し勧めていれば、うまくいったかもしれないということになるかも。

ちょっこらちょいに出来るような業ではない。

しかしこれだけは言いたい。
一等地に店舗をかまえるショップの店員ですら、これのイロハもできていない。
素人同然だ。

愛想や「勧め」が非常にむつかしいものだという事実に気づき、プロの彼ら彼女らはもちろん、僕たちも丁寧に他人と接してゆきたいものだ。
posted by 映画委員長 at 18:52| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月18日

教えてもらうこと

僕は人に教えてもらうことが嫌いだ。
ただ、得意ではある。

まず、嫌いな部分について話そう。

たとえば、こういうワンシーンを想像してくれないか。
授業中に先生にあてられたとき、なかなか答えがわからない。
すると隣に座っている友達がこっそり答えを小声で教えてくれる。

僕はこういうとき、決まって大声で「わかりません!」と言う。

たしかに、友達が小声で言ったことによって答えはわかった。
しかしそれを機械のように先生に伝えてなんになる?

その人がたいへんな善意で言ってくれたのはわかる。
ただ、僕はくやしい。
僕はその答えを先生に伝えるなんてできない。
それなら「わかりません」と言ったほうがましだ。
実際、小声を言われるまではわからなかったわけだし。

人に自分の間違いを指摘されるのは嫌だ。
ただ、例外はある。
それは、その人のレベルが自分より格段に上である場合だ。
そういう人の注意は正解の可能性が高いし、納得できる。
ただしそれでも嫌いな人間の言うことは、どんなレベルが上だろうが聞かない。
他にもかわりの人はいるはずだから。
ちなみに僕は司法試験予備校の伊藤塾の参考書は一冊も買わない。

それと、間違いを指摘される側の人の気持ちを考えて、丁寧に優しく指摘してくれる場合だ。
経験的にちゃんとこれができる人は少ない。
もともと気性の弱い人はこれがうまい。
自分が気弱だから、どうすれば相手が傷つかないか直感でわかっているからだ。
少しでも勝気のある人の指摘は非常に不愉快である。
ただ、丁寧で優しかったとしても、何らかの競争相手からの指摘は生理的に信用ならない。

ところで、僕は人に教えてもらうのは得意である。

先ほど述べた「不愉快な指摘」については実は後々意味がある。
僕は一人になってから、先ほど受けた不愉快な指摘について、考えをめぐらす。
そして自分が納得するまで自分のアラを探す。
で、改良する。

指摘が不愉快であればあるほどこの「見直し」傾向が強いと思う。
その知識や方法を知ることで、先ほどの不愉快さを見かえしてやろうと考えるからだ。

ちなみに格下からの指摘はほとんど無視する。
僕は権威主義者なのである。
ただ、権威主義者という言葉は嫌いだ。マイナスイメージでしょ?
そんなんじゃない。
医者を疑わなかったり、先生を疑わなかったり。
そういう実力に裏打ちされているはずだという擬制がある。

たとえば麻雀なんかで格下から不愉快な指摘を受けても、僕は後々に自分のアラを探そうとは思わない。
なぜなら、格下なのだから、アラを探してもないに決まっている。
探すだけ無駄だ。無視するのが一番。
(例、麻雀の店で、負けたおっさんがお前の打ち方はああだこうだと事後に文句をつけてくる)

その物事について、誰が格下かについては、直感でわかる。
自分の知らない分野であっても、なんとなくわかるもんだ。

なお、僕の親しくしている人々に、格下はいない。
このブログを読んでいるあなたが指摘することは、僕にとってためになることがほとんどだ。
無視するというのは、一見さんである場合が多い。
格下は一見にも関らず、無礼な指摘をしてくる。
(例、酔っ払いが電車内でからんで説教してくる)

うむ、ともかく目下課題は、この指摘されたときの「不機嫌さ」をいかにしてなくすかだ。
不機嫌になんかなっていると、誰も注意してくれなくなる。さみしい。
それに、自分が指摘する場合は、相手の気持ちをじゅうぶんに考えてなしたいものだ。

最後に、こういうエピソードがある。

高校時代、数学の時間、ベクトルの問題の複雑な計算中のこと。
その数学の授業の先生、僕は非常に苦手な人だった。
苦手な人の言うことは聞かない。

先生「おい、モリカツ」

僕「なんですか」(計算しながら)

先生「そのまま計算しても答えでーへんで」

僕「そうですか」(計算しながら)

先生「だからそのまま計算してもあかんって、お前なめてんのか!」

僕「なめてません」(計算しながら)

先生「お前、もう出て行けや」

僕「はい、わかりました」(荷物をまとめながら)


そしてクラスを出て行こうとしたそのとき…


先生「お、おい!ほんまに出て行くなよ!」
posted by 映画委員長 at 13:44| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月15日

ガン

昔からドラマや映画でよくある。
ガンとの闘病生活。

僕はあれがすごく嫌いだ。

最初は元気だった人が、みるみるうちにやせ細り、不可避的に死にむかう。
そこには希望も喜びもなく、あるのは抗がん剤の副作用との戦いと、過去の思い出をただ眺めるだけの日々。
そして最後は涙のクライマックス。
イコール死だ。

バカらしい。
こういう番組を見ると、作成者は精神病ではないかと思う。

もちろん、死について考えたりすることがバカらしいとか、今だけを考えて生きようとか言っているわけではない。
僕だって死について考えるし、100年で全てが消えていくことだって事実として知っている。
死をみつめるからこそ、生ある今が輝くという逆説だってわかっている。

僕が苦手なのが、あの不可避。
そして、不可避=絶望という暗い構造。
あんなの見て今を過ごしていると、実際に死に直面したとき、暗いことしか考えられないよ。
死までも行かずとも、老いを感じたとき、苦しくて泣きそうになるよ。

気分は大半において上々でいかなきゃ、つまらん。

同じような構造のかなしみってやつがある。
今の自分の状況を過去や未来と比べてうれう心だ。

よく社会人の人は言う。
学生時代に戻りたいって。

受験生は言う。
今つらくても、受験が終われば自由だって。

僕は過去について後悔することでいっぱいだ。
たぶん、他の誰よりも後悔だらけじゃないのかしら。
さらに、うわぁしんどいな〜と思うなまけ心に関しては、僕の右に出る人はいない思う。
しかしね、そんな僕でさえ、思うのだ。
だからと言って今をないがしろにすることがどれだけおろかしいか。

なんども言うが、知っていることはおろかしくない。

僕たちはいつか死ぬだろう。
学生時代は楽しかったろう。
受験が終わればそりゃあ楽しいろう。

それ自体は、知るべきだし、感受性のよりどころともなる。
しかしその言葉を言い続けることによって、今をないがしろにするということがおろかしい。

楽しい旅をするときは、終わりを常に考えながらするのか?(個人的には終わりをも楽しめばよいと思うが)
歌っていて楽しい歌は終わりを第一において歌うのか?
そんなつらいものだったら、誰が旅したり、カラオケに行ったりするのか。

会社で働いたり、勉強したり、毎日がなんとなく過ぎたり、うまくいかないことがあったり。
それで、本当に今と瞬間が全てダメだって言えるのか。

今という瞬間に文句ばかりつけるから、いっそうつまらなくなるんだ。
仕事や勉強に文句をつけることによって、いっそうあなたたちの日々の首がしまる。

毎日、その日その瞬間を、ガムを噛むように、いいことも悪いこともゆっくりと味わってゆきたい。

さて最後に。
実はこういうことを主張するということは、僕にも、今を悪く考えるクセがあるんだ。
しかし、こう書いた以上、勉強だってバイトだって人間関係だって恋愛だって趣味だって運動だって、今この瞬間をかみしめないとな。

よっしゃ、やるぞー、明日一限の課題やるの忘れてたからやるぞー!
なにー、利益相反か、おもしろいなー!
やったら帰るぞー!電車の中で手形小切手の本を読めて楽しいな!

寒さがなんだー!
阪神の敗戦がなんだー!
ウオッカがなんだー!

やーるぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(あとがき。本文はけして悲観主義を否定するものではありません。悲観という感情は人間らしい、すばらしい感情だと思います。ただ、それは今を生きるという中にあっては、毒になる可能性が多分にあるということです。悲観の心ももちながらも、けしてそれに心を支配されないように、あなたが毎朝通勤に使う電車の車内、あっという間に過ぎてゆく一ヶ月や一年、人間関係での問題、こういうものにマイナス評価ばかりを与えて苦しまないように。著者とともに、毎日ホットに生きてゆきましょう。なお、ある漫画に情緒深いワンシーンがあります。90年生きてきたおじいさんに、いつの頃が楽しかったか聞くのです。おじいさんは「…今かな」と答えるのです。さあ、今から次の一分、次の五分、次の一時間をあなたの鮮やかな色に染めてみてください)
posted by 映画委員長 at 19:06| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月11日

徒然草がごとく

まずはミクシー関係のお話から。
足跡6000のキリが出ました。
みーすけさん です。
僕の後輩であるのだが、人生の経験、語学、法律などなどおそろしいキャパをもっている人物です。
さすがと言わんばかりのキリ番ゲットおめでとう!
次は6666番だよ。誰かな。

次に、僕の経営しているコミュニティですが、なかなか人数が増えません。
とりあえずトピックをつくって、人数が増えたときのためのたたき台を作成しているのですが、なかなか。
よかったら、誰か入ってくだされ。
ミクシーの僕のページのコミュニティ一覧に「なめんじゃねえ」というコミュニティがありますので。

さて、最近のニュースについて。
最近、僕の好きなものが負けっぱなしだ。
ソフトバンクはロッテに負けた。しかもロッテは一番嫌いな球団だというのに!
亀田は内藤に負けた。三兄弟、とくに次男は応援していたのに…
このままいくと、虎は竜に敗れる??
そこだけはなんとかして。。

禁煙パッチによる禁煙医療の結果、九ヵ月後に喫煙していた患者は46パーセント。
僕もちょうど禁煙九ヶ月目なので、タイムリーな話題だ。
もともと禁煙治療は100パーセントやめるというのが目標。
もちろん禁煙治療をしていない禁煙者よりは段違いに禁煙率はよい。
しかし、それでも半分近くの人がまた吸いだすのか。
わからんではない。
正直、僕は毎日10回はタバコ吸いたいと思っている。
夢の中でほぼ毎晩吸っている。
しかしこのような失敗例をみると、やっぱり吸えない。
「禁煙」という概念をもっている段階では、ほんとのノースモークではないのだと、どこぞの外国の著者は言う。
まあそれはそうなんだろうけど、やっぱりね、理想論だね、それは。
「いつでも吸って良いと思うことにする。じゃあ、後で吸おうと、後にとっておく。それって別に吸わなくてもいいということじゃない。だから無理せずやめられた」
こんな奇妙な思考ルーティンを僕はもちあわせてはいない。

次に、なかなか良いアーティストを発見した。
前々からけっこう好きだった。
いまさらかよ…ハイ、YUIです。
彼女のファーストシングルは勢いがある。
good-bye daysは非のうちどころがない。
TOKYOという曲は深い。一番好き。
彼女は一見マジョリティ(大衆うけしそう)だが、内容に嫌味がない。
どうです?おしゃれでしょ?というような一部のアーティスト独特のおしつけや独りよがりはない。
だから、YUIは現在のミュージックシーンで一番にオススメできる。

そういえばもうすぐ秋華賞だ。
なに、秋華賞を知らない?
競馬の最高級レースの一つだよ。牝馬(女、歳は人で言えば18歳くらい)三冠レースの最後の一つ。
言わば大学受験みたいなもんだな。
今年は、他の最高級レース優勝馬がなんと四頭も出場するという、史上空前の豪華メンバー。加えて、現在一番安定感があり実力もあるという噂のシルバーコレクターも参戦。
桜花賞勝ち馬 ダイワスカーレット
NHKマイルカップ勝ち馬 ピンクカメオ
シルバーコレクター ベッラレイア
オークス勝ち馬 ローブデコルテ
ダービー勝ち馬 ウオッカ
これは非常に予想が楽しみだ。
予想は後日ね。

次は学校の話題。
最近自習室の中で、しゃべっているやつらが多い。
法律論の討論は大事かもしれないが、うるさい。
「ここで〜説を書いてさ」
「〜先生はこういってるよ」
「判例あったよ、たしか」
ハイハイ、お互い自分の知識の自慢はいいから、談話室でやってくれ。
遠くでやるならいいんだが、なぜかいつも僕の隣でやりやがる(犯人は複数)。
あのヒソヒソ声が余計に目立つんだよな。
別に数分ならまだしもなあ。一時間とかしゃべってるしなあ。

最近ほしいもの。
黒のジャケット→同じようなの持ってるからためらわれるんだけどなあ、ほしいことはほしい。
カバン→なんか売り場に行ったら種類が多すぎて、買いたいものをしぼるのがめんどくさくていまだに買ってない。カバンには含蓄がなくてね。誰か選んでくれ〜
靴→まあどっちでもいいが、黒か茶色でもう一足くらいスニーカーがあれば心強いかんじ。
メガネ→ふちのメガネがほしい。はやってるからね。持ってることは持ってるんだけど、ふちのメガネは伊達だし。そもそも度入りメガネは持っているので、これも購入にあと一歩踏み出せない。
パソコン→ついに死んだ。セーフモードですら起動しない。誰か教えてくれ、どうしたらいいんだ。しかし買い換えようにも、アナタ、すぐに買えるような値段じゃないし。学校でしばらくはがまん。
マンガ→サザンアイズか、月下の棋士か、サラリーマン金太郎か、藍より青しか、がんばれ元気か、日露戦争物語か、沈黙の艦隊、じゃじゃ馬グルーミンアップあたりがほしい。新品ならブラックジャックかフジコFフジオ短編集を買おうかと思っている。
あと、買いたいものじゃないけど、エヴァンゲリオンを全て見てみたい。

バイト先で生徒の国語の成績がやや低迷。
まあしかし国語は今の時期は完成していなくて全然よい。
などと自分と生徒をなぐさめるが、もう少し厳しくいかないといけないのかなと思う日々。
しかしあまり厳しくすると、アンケートで酷評されるかも。うーん、むつかしい。

最後に。
よく電車の中で化粧をしている女の人をみるが、どんな美人でもやっぱりだめだ。
別に迷惑をかけられている訳じゃない。
粉がとんでくるとかも気にしない。
ニオイが特段するわけじゃないし、音もしない。
それに、朝に時間がなくて、それで仕方なく今しているだけかもしれない。
でもだめだ。
化粧は、言わばほんとの顔を変えるもの。
手品みたいなもんだ。
隠されるべきもんだ。
それを電車の中でするということは、言わば手品の種をあかしているようなものだ。
なんか、げんなりする。
そのあたりの美学は貫徹してほしい。
しかし、女性はそれでもキレイさにこだわろうとしているのだ。
ということは、男性は女性のキレイさを当たり前のものと思ってはいけない。
毎日そこにある、空気みたいなものと思ってはいけない。
いろいろな種を用意した、言わば心をこめて準備してくれたガーデンパーティの美しさのようなものだ。
女性は種をあかさないように。そして男性はそのキレイさをありがたく楽しむように。
posted by 映画委員長 at 22:44| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月07日

迷子 in my blood

今夜、帰途につきながら、あともう少しで家だというときに起こったことである。
なんかやるせなくて、チャリで隣の市まで行ってやろうと思い立った。

チクショーみたいな感じでチャリをこいだ。
まあかかっても30分というところだろう。
そのとき、午後8時40分

いつも行っているツタヤを横目に、一路東へと進む。
知らない中古本屋を発見。立ち寄ることに。
この中古本屋、陳列がめちゃくちゃで、値段もアンバランスに高い。
欲しいもの(ムーンチャイルドのアルバム)もあったけど、こいつはやってられん。
なにも買わずにすぐ出発だ!
これが9時10分。

僕はその道をさらに東へと進んだ。

さて、読者のみなさんには先にネタをばらしておこう。
この道で東に行くと、とんでもないことになる。
いったん遠回りをしてもよいので、大きいバイパスに出て、その道を東に進むべきだったのだ。
ここで、現在僕が走っている間違った道をA、正解のバイパスをBとしておこう。
かかるアルファベットをよく覚えておくように。

僕はAの道をひたすらに進む。
前途洋洋とはまさにこのことである。
mp3プレイヤーからのミュージックを鼓膜に響かせながら進む。


イルミネーション 真下に見下ろし
夜を昇ってく エスカレーター
凍りついた ビルの谷間を
ヘッドライトの 河が流れる

最初に好きになったのは声
それから背中と整えられた指先
ときどき黙りがちになるクセ
どこかへ行ってしまう心とメロディー

(psy's「Angel Night 天使のいる場所」より)


いつの日か行った温泉も過ぎた。
徐々に道幅が狭くなり、建物もなくなってきた。
いつまでたっても、どうも明かりが見えそうにもない。

しかも道幅が狭くなりすぎ、後ろからくる自動車にかすりそうで怖い。
やむなく、いったん南北にずれ、一番確実に線路沿いに進むことにした。

線路沿いに進むと…だんだん家がなくなってくる。
そんなバカな。
まばらに見える家、どの家も電灯がついていない。
まるで全ての家が通夜のようだ。
そして広がる田んぼ、秋のかおり。

するととたんにどこかの駅が見えた。
「やった、めざす場所の隣の駅かな?」
しかし、大きなショック。

ダブルラブショック。

僕は近鉄線路沿いに来てたと思い込んでいたが、目に飛び込んできたのは…

JRの駅。

うそー

なんでー

やむなくJRの駅に寄り、駅員に道を聞くことにする。
駅前には族がたまっているが、大丈夫だろう。
何かあれば駅員が誰か呼んでくれるさ。

彼らの横をさすらい顔ですりぬけ、駅の入り口へ。

うわあ

無人駅

族どもの視線がこちらに注がれる。
てかやつら、シーンとしてる。

むむむ。

ファッキン


とりあえず大急ぎでチャリにまたがり、退散する。

もうどこの道か、自分がどこにいるかもわからない。
このままだと三重県に入るかもしれないとすら思えてきた。
榛原か、僕は榛原へ行くというのか。

しかたがないので、それっぽい道を走っていると…
近鉄の線路らしきものが発見された。
もうこれを近鉄と思うしかない。
まだ、目指す場所を通り過ぎてないことを祈りながらすすむしかない。

もう光がほとんどなく、チャリの明かりだよりとなった。
秋風を切り裂いて、ゆく。
そして気づいたとき。
僕は田んぼの真ん中にいた。


ここどこ?


さみしいからmp3プレイヤーをつける。


静かな森の奥を突き抜ける朝の光
不良は空を見ない 麻薬をやり続ける
想いは世界平和 静かな森の奥で
いつかはみんなが好きになる
神様はみんなの中にいて 眩しさをくれる
静かな森の奥で壁にもたれて揺れる草を
見ている少女もいつかは知ってしまう
都会を流れゆく濁った水のように
汚れた心があることを
でもそれは美しいことなのか ことなのか

(BLANKY JET CITY「不良の森」より)


まずいな、まずいな。
もうなるたけ光のある方へ、めちゃくちゃに進んだ。
少しずつ大きな道になり、そして、明かりがほとんど消えたビルが姿を現してきた。
そしてカーブを曲がったら、そこは目指す隣の市の駅だ。

その駅前にブックオフがある。
そこまできて存在に気づき、喜び勇んで入った。
そのとき、10時00分。
そして、ブックオフの閉店時間は…10時00分…
流れる終わりの音楽。
そして厭世観。

僕は泣く泣くブックオフを出た。

はっきり言って、もうチャリを1時間10分もこいでる。
疲れたよ。はあ。

帰り道も散々だった。

正しい帰り道を知らない僕は、適当に走り、村に迷い込んだ。
だーれもいない。
てかさっきからブンブンと改造変造バイクの音ばかり遠くで聞こえる。
山狩りだ。これは現代の山狩りなのだ。

そしてついに左手の方向に、たまに車で行く本屋さんが見えた!
助かった〜

本屋さんは冒頭で述べたBの道沿いにあるのだ。
そして僕はBの道を通り、ほぼ直線距離で家へと向かった。

ああ、ちょっとした大冒険だった。
最後の最後まで田んぼ道を通ってやろうか。
知っている田んぼ道へ入る。
左右に広がるプチ地平線。
よく透き通った夜空。

最後の音楽は、こうだ。


太陽の下 おぼろげなるまま
右往左往であくびして死ね
オロオロと なんにもわからず
夢よ希望と同情乞うて果てろ
AH 生まれたときから そう何をしてきた
AH 生まれたときから そうさ
奴隷天国よ
生まれたことを悔やんで つらいつらいと 一生懸命同情乞うて果てろ

(エレファントカシマシ「奴隷天国」より)


そうそう、これさ。今の気分にぴったりだぜ。

そして帰宅は10時40分。2時間くらいチャリをこいでいた換算だ。
まったくもってひどい話だ。

だが、スッキリした。どうだ、このやろう。
posted by 映画委員長 at 23:28| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月30日

明日から全て、新しい

いよいよ夏休み最後の日だ。

この夏休みはいろいろやったが、やはり良かった点とダメだった点がある。
良かった点は、たくさんバイトができたこと、睡眠がとれたこと、思い出をたくさんつくることができたこと、CDや本や服のラインナップが充実したこと、ミクシーやブログが発展したことである。
ダメだった点は、勉強を怠ったこと、ダビスタをしすぎたこと、暴飲暴食を繰り返したことであろう。

まあ全ては明日からである。
僕は明日からの生活について、いろいろ工夫をこらしている。
その通りにいくように、頑張ってゆきたい。

とりわけこの夏では、新司法試験に対しての焦燥感が高まった。
僕はどうも努力の量が人の十分の一くらいしかなく、人生も遠回りをしてしまう。
そんな僕だって、勝負にかけるときだってある。

はっきり言って、こんなこと、人生の長いスパンで考えればばかばかしい。
なんだってそうだ。
たった一つの目標を達成すれば全てがオールクリアだなんて、バカの発想じゃないか。

私立中学に受かっても、大学受験をクリアしても、バイトが決まっても、それでも苦難なんてやってくる。
逆に、別に受験や試験や勝負に負けたって、幸せは幾億とある。
幸せか不幸せなんて、ほんの少しの差なんだ。
何かができたから幸せが続くなんておかしい(その一瞬はもちろん幸せだけど)。
何かができないから不幸せが続くなんておかしい。

だから何かに焦燥したり、自分を追い詰めたり、悲観的になったり、そんなことは何にもならないってわかるだろう。

だから焦燥している時点で、僕は長蛇の道を逸してんだよな。
未熟だってことだ。
「弁護士になる」僕しか必要としない人だって同じ、結局、弁護士という幻想にやられてんだ。

明日はきらきらとやってくる。
勉強そのものを呼吸のようにできたらいいな。
ほんとうはそれだけを切望するなんてばかげたことだけど、あえてばかげて言ってみたい。
しがみついてでも、試験に受からないとって。

明日から、また、普通に日々がはじまる。
昔の人が言ったのはね、「自然は変わりなく移り行くのに、どうして人間はじたばたするんだ」ってこと。
しかし、それはおかしいだろ。
人間は、自然じゃないんだ。じたばたするってわからないかな。

明日から、心底嫌な通学をする、心底苦痛な勉強をする。
じたばたと十月をはじめさせてもらおう。


と こ ろ で

突然ですが あなたにとって私はどんなイメージですか?


太陽











バイト先で使う資料に用いたいのです。
コメントお待ちしています。


PS
あー、寒い日がくるの、やだー
posted by 映画委員長 at 20:03| 奈良 ☔| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

白浜とペンギンと私

まず、先に報告を。
一つ目。ミクシーでオリジナル楽曲の動画をアップロードした。よければ観賞あれ。
二つ目。誕生日(11月15日)までに10キロ痩せることを宣言する。死んだら骨は拾ってくれ。


さて、今日は僕の夏の思い出のお話。
白浜に旅行を考えている人、旅行に行った人、旅行記を読むのが好きな人はぜひ一読くださいな。


ある日の朝、僕はJR大阪駅にいた。
高速バスに乗車して、一路南下。白浜を目指す。
バスまでは一時間くらいの時間があったので、JR大阪駅付近でお茶をしてすごす。
「ハワイアンブルー」なる飲み物を注文したが、その実は単なる三ツ矢サイダーであった。


朝ごはん用にサンドウィッチを購入し、いざバスへ。
車内は特段狭くはなく、実に快適。
カーテンを閉じても、その隙間から日差しが差し込んでくる。
バスが難波を離れるのを見計らって、サンドウィッチの包みを開ける。
むしゃむしゃとほおばりながら、時折窓から南大阪の風景を覗く。
キリン(これは友人ブロガーの命名)なるクレーンリフトが無数に海にむかって伸びている。
延々と続く工業地帯。その日は休日だったが、働いている人がたくさんいる模様。
そうか、たくさんの人がいて、毎日の空間はつくられてゆくのだ。


途中で一度休憩が入る。
休憩所のパーキングから見える景色はちょっとした絶景。
熊野古道までもが視界の端に入ってくる。
秋の太陽はまだまだ秋らしくなく、じりじりとして、僕にペットボトルを買わせる。


画像 098.jpg


それからバスはまた走り出した。
和歌山にちなんでそうな地名が次々と現れ、人が降車してゆく。
三時間にわたるバスの旅は終焉を迎え、いよいよ目的地に降り立った。


まずは荷物をホテルに置きに行こうということになる。
ホテルは海辺にある。他にもたくさんホテルが林立している。
ふと海辺に目をやると、ほとんど人の姿は見えない。さすがは秋だ。
ファミコンのグラフィックのように心さびしい風景が印象的であった。
ただ、水面に映える太陽は、それはもうじりじりとしていたのである。


画像 103.jpg


ホテルにて荷物を渡し、そこから徒歩でエネルギーランドに向かう。
実はこのエネルギーランド、今回の一番の目玉であった。
それは、「大迷路」。
80年代にバブルと比例するがごとく各地に登場した大迷路は、バブル崩壊とともにその姿を次々と消していったのである。
で、ネットで調べたところ、近隣で現存している大迷路が、このエネルギーランドだったのだ。


エネルギーランドへの道は少し長かった。
15〜20分くらいは歩いたか。汗をかく。
道中、業務スーパーを確認。後で行くことに決める。とりあえず取り急ぎアイスボックスを買い、暑さを回避。
また、途中に寄ろうとしていたおみやげもの屋さんは、後から寄ることにした。これが後に大誤算となる。


昼時であるがおなかは別に空いていないので、そのままエネルギーランドに入った。
入ったところに、とてもかわいい犬の絵があった。うーむ、実にかわいい。キャラものとして世に出てほしい。
それから長いエスカレーターを上り、まずはエネルギーについてのアニメーションを見る。


ネタバレしない程度にざっくりとあらすじを言うと…
エネゴンなる恐竜が温暖化のために極の氷の中から復活し、その場に居合わせた怪しげな博士とエネルギー環境について語り合うというものだ。
お互いに、矛盾、腑に落ちない点、ボロ、たくさんでてくる。
とかく博士は怪しい。怪しすぎる。
あれはコナンのアガサ博士に違いない。絶対にそうだ。


画像 131.jpg


まあ、なんやかんやで次のアトラクション、3Dの虫と犬の映画。
虫が、きもい。犬は、かわいくない。
でも3Dだったので、立体を楽しめた。


ここで次のアトラクションまで、アメリカンドッグとから揚げを食べて休憩。
休憩所からは海が一面に見えてきれいだったなあ。
思わぬ景色というのは、意外とうれしい。


画像 113.jpg


その次が一番面白かったかな。
タイムマシンアトラクション。これは言わばUSJのバックトゥザフューチャーのようなもの。
ただ、あれよりも空いていて、かつ手が混んでいる。
おもしろいことはおもしろいのだが、やはり怪しさは否めない。
なぜ、いきあたりばったりの操縦となったのか、責任者に話を聞きたいところだ。


そしていよいよ大迷路!!
…のはずだった。
だが、大迷路を見た瞬間に、僕の夢はガラガラと音を立てて崩れ去った。


ああ


あああ


この迷路、子供用じゃんかよ。


そう、子供がやっと入るくらいの隙間。小さな規模。


どこが「大」迷路なんじゃーー!!と叫びたくなったが、そこは大人げないのでスルー。


やむなく、アート館に入る。
鏡ばかりの暗い部屋があって、ピカピカとたまに光るライトを頼りにゴールにむかわねばならない。
まぶしい。
怖い。
ぶつかる。
ドカン。


ガシャーン!!



…最後のは嘘。
その後、地面と角度をつけてつくられたミステリーハウスに入って大汗をかいたり(坂を登ったり下ったりするので、しんどい)、音の森というところで、昔公園にあったような遊具で遊んだりした。


画像 119.jpg


そしてラス前は写真アート館のようなものである。
これは絵による錯覚が、写真で撮影することにより浮かび上がるという代物である。
家族連れが多く、ゆっくりと見てまわった。なんか家の展示会みたいだった。


最後はまたまた3Dコースター。
ほんとにこんなジェットコースターがあればいいなあ、と思う。
危なっかしくて乗れないジェットコースターにはなりそうだが。


さて、エネゴンともお別れ。しばらく海浜を散歩する。


画像 134.jpg


お腹が空いてきたので、お土産を買うついでに(練り物の)てんぷらを購入。
すきっ腹にはまるで一流レストランのフォワグラ。しかし空腹を割り引いても、十分に美味なものだった。さすがはご当地。
たたみかけるように「青梅漬本舗」というお店で梅ソフトを購入。夕方の5時半だが、晩飯は大丈夫だろうか。
ご当地アイスを食べることは、ある種、旅の決まりごとのようになっているが、今回もその例には漏れず。
梅といってもすっぱくなく、それどころか非常に上品な甘さをかもしだしている。
これは絶品である。白浜に行った際にはどうぞ。


そして目指していたお土産もの屋さんに行くと…


そう、さっき大誤算と言っていたとおり…


閉まっていた!


え?


1 さっき空いてたのに!
2 まだ六時にもなってないのに!
3 てか日曜日やぜ!


すべては夢と笑ってしまおう。
やむなく、先ほどちょっと寄った業務用スーパーでつまみの缶詰を購入。
また、違うスーパーで酒を購入。ちゃくちゃくと酒盛りの準備をすすめる。


とりあえず今回のホテル、「シーサイドホテル」に帰還!
こまっしゃくれた、小気味良いホテルだ。


画像 135.jpg


部屋は和室、というか、地方の公民館に二階にある休憩室のようだった。
壁の上半分全てにかけられたカーテンが印象的。


夜ご飯は会席料理で、
お造り盛り、ちゃんこ海鮮鍋、おぼろ玉子蒸しマニエなど、全部で11品。
どれもおいしくいただけた。なんとなく四国のホテルに雰囲気が近いかもしれない。


画像 138.jpg


それからお茶を買いに行くついでに、夜の海辺をぶらぶらする。
酒盛りスタート。缶詰うまい。大学生の頃を思い出すわあ。



二日目、今日は南紀白浜アドベンチャーワールドへ行くのだ。
とりあえずホテルで朝食バイキングを食べ、昨日閉まっていたおみやげ物屋さんに入る。ふーん、朝はさすがに開いてるんだ。


タクシーに乗って、アドベンチャーワールドへ。
パンダは昼間に起きているので、昼寝をはじめる前に行った方が良いらしい。
赤ちゃんパンダ(愛浜、明浜→天皇陛下よろしく、2006年12月23日生まれ。)が生まれ、パンダファミリーはよりにぎやかに、かわいくなった模様。
地元の人もけっこう足を運ぶとのこと。


さて、園内に入るやいなや、目は池でおよぐペンギンに釘付けに。
ペンギンがみんなそろって同じ方向によちよち泳いでいる。
うーん、かわいいな。


次にパンダのきぐるみを着せられて写真撮影。
ここを通る人はみな撮っているようで、いろんな意味での儀礼なのだ。
係員の人は写真を撮るときに「はい、パーンダ!」と掛け声をする。これに対しては、「ヨッホイ!」と返事をすることが正しいマナーである。


とりあえずタクシーの運ちゃんの言葉を守り、パンダを見にゆく。


パンダのやろう、寝てやがった。


画像 153.jpg


おきてる奴もいた。が、目は呆けている。
見えない何かをずっと見つめている。
しかも白くない。茶色い。


画像 154.jpg


なんかトトロみたいだった。
かわいいね。


パンダランドを後にし、サファリツアーのバスに乗り込む。
草食動物エリア→肉食動物エリアの順に見てゆく。


草食動物エリア。キリンなど、よく考えたらはじめて見るかもしれない。
かつてキリンを目の前にして驚いた中国の皇帝のように、僕も首を伸ばして見入ってしまった。


肉食動物エリア。きれいな色をしたトラが印象的。全般的に、あまり恐ろしいイメージはなかった。


画像 164.jpg


朝食を食べ過ぎて、お腹がいっぱいなので、アイスを食べて一息ついて、海獣館へと足をむけた。
海獣館は海遊館とよく似た感じ。アシカ(?)が自分の背中をかいているのを見た。おお、ほほえましい。


アシカの興奮冷めやらぬまま、アシカショーへ。
アシカが海上救援隊のメンバーという設定で、いろいろな芸をする。
しかし僕の目を引いたのは、アシカではなかった。
冒頭に前座で出てきたペンギン部隊だ。
「すすめ!」と「とまれ!」しかできないペンギン部隊。
実際に問題がおきても何も対処できないペンギン部隊。
そんな奴らが、かわいかった。


画像 190.jpg


もう聡明な読者諸君はおわかりであろう。ここからはペンギンラッシュとなる。
まずはペンギン王国に入国し、これでもかというくらいのペンギンたちを堪能する。
なんかみんなぬいぐるみみたい。よちよち歩いてる。でもきっと生臭い。
この王国、国防も内政もあったもんじゃないな。
しかしかわいければよし!


画像 209.jpg


出口に、小学生が書いたペンギンの絵が貼ってあった。


どうしてこうなるかなあ…


画像 217.jpg


さて、締めはだね、もちろん「ペンギンパレード」だよ、きみ!
しおりにはこう書いてあった。
「ペンギンパレード…よちよち歩くペンギン達の行進」


よちよち!


よちよちだよ!これは見なきゃーな!


だが


雨のため、ちょっとしかよちよちしてくれなかった。
でも、サービスで、至近距離でツーショットを撮らせてくれた。
おいおい、アイドルの握手会かよ。


画像 227.jpg


で、後は馬と像にバイバイと手を振り、お土産をみる。
腹が減ったので、お土産用の「ミルクチョコレートもち」を買う。


バスは直接アドベンチャーワールドに到着。
さよなら、白浜。
さよなら、ペンギン。


途中のパーキングでの休憩は、もう日が沈みかかっていた。
一日が終わった。
そして旅も終わりをむかえようとしている。
てんぷらを買って食べた。おいしい。


初秋の白浜は、静かで、何か大事な時が過ぎた後みたいだった。
シーズンも終わりをむかえ、地元民の間に、また別の時が流れる。
そして、過ぎ行くバスの中では、誰もが目を閉じ、明日を待っていたのだ。


さよなら、ペンギン。
でも、終わりがあるから、旅ってのはより余韻深いものとなるのだ。


おっと、思い出した。
僕は他の乗客のように寝れない。
テンションが上がることを思い出した。


そう


ミルクチョコレートもち!!


僕は勢いをつけて封を破り、一つ、また一つとほおばった。
しかし、聡明な読者諸君ならもうお気づきであろう。
一箱なんか、食べられるわけがないことに。


うえー、げろー。


画像 238.jpg
楽しかったなあ、白浜。
posted by 映画委員長 at 17:21| 奈良 ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月24日

顔をつっぷして待て!

僕は本をみると買いたくなる。
僕は服をみると欲しくなる。

しかしちょっと一歩止まって考える。

「これらをもっと安く手に入れる方法はないかな?」

で、本ならば古本、服ならばバーゲンを念頭におくのである。
しかし、なんでもかんでも我慢するわけではない。

古本屋に並ばないであろう人気の本や、版数の少なそうな本はそこで即買いする。
バーゲンに残りそうにない服や、今買わないと意味がない服はすぐに買う。


しかしたいていのものは僕は少し待つようにしている。
これを僕は「つっぷし作戦」と呼ぶ。

これが成功するかどうかは五分五分だ。
その場で買った方がよかったときもあれば、待っていてよかったと後で思うこともある。

僕はこの夏、初夏にヘップおよびダイヤモンドシティのバーゲンで買って以来、服をずっと買わなかった。
夏が終わってから、必ず処分バーゲンが行われると信じていたからだ。

何度も何度も我慢した。
そして今日、ついに満をじして処分バーゲンにむかった。

合計20着の買い物。
すべての品が7割引〜9割引であった。

ああ、顔をつっぷして長い間ずっとずっと我慢してよかった!
残り少ない暑い日と、来年の夏に着よう。


モノを買うことは情報力と決断力、そして縁と運、いろんなものが混ざり合った行為だ。
非常にむつかしく、おもしろい。
それは服や本だけではなく、ほとんどすべての商品に言える。

そんな中、顔をつっぷして待つことがうまくいくと実に気持ちがよい。
うむ、最後方からまくる東京競馬場の直線&横山典のようなものだ。

…え、わかんないって?(笑)


なお、買ったふくはミクシーアルバムで公開するつもりである。
僕の服の趣味が見たい人はどうぞ。
posted by 映画委員長 at 20:18| 奈良 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月18日

誕生日大全

誕生日大全なるものを弟が購入した。
値段は2800円。主婦の友社が発行している。
365日全員の性格占いがこと細かく記されている、まあ一種のネタ辞典だ。

そこで今日は僕の誕生日の記述を紹介したいと思う。
11月15日(みんなちゃんと覚えておいてよ〜!)さそり座。


当たっているかどうかは、僕を知る人が判断してくれ。
では見てゆこう。


1、総評(知的で機知に富み、頭脳明晰な行動派)
 野心に燃え、優れた知性を持ち、進取の気性に富んでいます。活動的でじっとしていられないタイプです。最高の財産は鋭く回転の速い頭脳。しかし、さまざまなことに手を広げすぎてエネルギーをまき散らし、一つのことに興味をもってずっとやり続けていくということができません。ただし、創造的な知性を備えているので、それを活かして新しい知識を習得し、古い知識を最新の知識と入れ替えていきます。何をするにせよ、工夫をこらして独創的に取り組めば、とてもよい結果が得られます。
 多才で想像力に富み、強い本能と激しい感情を備えています。一風変わったユーモアのセンスを持ち、機知に富み、上手に人を楽しませます。頭脳的な難問に取り組むのが好きで、人と知性を競い合って楽しんではいますが、本来の人あたりのよい性格からはちょっと想像しにくい面も持っています。あなたには要点をはずさず、問題を迅速に効率よく解決する能力があります。しかし、せっかちなところがあるので、もっと忍耐強くなることが必要。忍耐力があれば、綿密な仕事をする時も、しっかりと順序だてて作業を進められます。


2、隠された自己
 内面がとても繊細ですぐに傷つきますが、それを表に出さないようにしています。そのせいか、ときどき自分の気持ちがよくわからなかったり、人生になんとなく不満を持ったりすることがあります。いつも冒涜心と探究心を持つようにすれば解決できるでしょう。退屈せず、新しいわくわくするような経験が待っています。優れた本能のおかげで直感が実に冴えています。第一印象を信じて仕事をすると、一番よい結果が出せます。直感に導かれて人生を歩んでいくと、深い洞察力と知恵を身につけることができます。大きな計画を進めるために、思い切った賭けに出ることがありますが、運はたいていあなたの味方です。


3、仕事と適正
 どんな職業に就いてもすぐに仕事を覚えてしまいます。いつも頭を働かせていなければならないような、難しい仕事が向いています。有力なコネを作る能力、誰とでもうまく話を合わせる才能があり、どんな職に就いてもこれが大いに効果をもたらします。単調を嫌うことから、出張を伴う仕事や型にはまらない仕事が向いています。野心的で認められたいという気持ちが強く、これを原動力にトップの座まで上りつめます。優れた知性を活かすなら、ビジネスや法律、政治関係の仕事がいいでしょう。効果的な表現をする才能があるので、演劇や執筆活動にも向いています。じっとしていられない性分なので、自分にぴったりの仕事が見つかるまで、転職をくり返します。自営業を選ぶ人が多いようです。


4、恋愛と人間関係
 直感が鋭く、感受性が豊かです。しかし、疑い深く、態度があいまいで、考えは胸のうちにしまったおきます。精神的刺激や変化がなければ、すぐに退屈してしまいます。人間関係において重要なのは安心と安定です。じっくり人を見れば、誰を愛し信じるべきかがわかってきます。自己破壊的になったり仕返しを考えたりして、人間関係にひびを入れないように注意しましょう。気分が前向きな時は、愛する人々に対してとても寛大です。


5、あなたの運勢
 多才で情熱にあふれ、じっとしていることがありません。カリスマ性を備え、機敏に行動します。最大の資産は強い本能と、理論と実践を結びつけてすばやく物事を習得する能力。多くの場合、お金儲けをし、同時に何か新しい技術を身につけています。直感を鋭く働かせ、チャンスを逃すことがありません。巧みにお金を引き寄せ、人から援助を得る才能があります。冒険好きですが、安心して過ごせる自分の安住の地と呼べる場所を見つけることが大切です。
 しっかりとした性格で、固い信念を持ち、頑固です。強い意志を働かせ、柔軟性のある考え方をすれば、思いがけない事態が生じてもそれを喜んで受け入れ、自分に有利に展開させることができます。


6、長所と短所
 長所
進んで物事に取り組む、寛大である、親切である、協力的である、物事の真価を理解する力がある、想像的なアイディアを持っている
 短所
破壊的である、自己中心的である、疑い深い、優柔不断である、物質面を偏重する



なんてね。
まあ話のタネに書いてみた。買うかどうかはみなさんにお任せしよう。
しかし、830ページもあるぞ、この本。
posted by 映画委員長 at 02:04| 奈良 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

9月16日競馬予想

明日の競馬の予想を書きましょう。


阪神競馬メインレース ローズステークス

本命
レインダンス

対抗
ベッラレイア
ダイワスカーレット
ピンクカメオ
ザレマ

穴馬
ハロースピード


中山競馬メインレース セントライト記念

本命
シグナリオ

対抗
ゴールデンダリア
メイショウレガーロ
ロックドゥカンブ
クランエンブレム

穴馬
エフティイカロス


なお、責任はとりません。
posted by 映画委員長 at 01:11| 奈良 ☁| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

超モリカツ診断テスト

果てしない昔、僕は「モリカツ診断度テスト」を三時間かけてつくった。
あれの続編を今回やろうと思う。
今回はマジで気が合うかどうかが診断できるので、心してやってほしい。

質問に対して、「はい」か「いいえ」か「どちらでもない」で答えてほしい。
「はい」ならば2点、「どちらでもない」なら1点を加算して欲しい。
老若男女が楽しめるようにできるだけ作ったつもりであるが、質問の内容が分からない場合は「どちらでもない」を選択すると良い。

1、生い立ち編
@出身高校は男子校および女子高である。
A中学受験を経験している。
B国公立大学受験を経験している。
C大学院へ進学した、または進学を希望している。
D父親よりも母親と仲が良い。
E男兄弟がいる。
F田舎育ちである。
G人生においてぐうたらしていたと痛感できる時期がある。
H人生において目標に向かって切磋琢磨した時期がある。
I引越しを経験したことがある。

2、人間関係編
@わりと誰とでも仲良くできる方だ。
Aけんかをしたら、たいていは自分から許す。
B先生という存在が嫌いだ。
C先輩という存在が嫌いだ。
D後輩の面倒見は良い方だと思う。
E異性と話すときは緊張してしまう。
F人と目を合わすのが苦手である。
G連絡は自分からマメにとる方だ。
Hけっこう気を使う。
I目立ちたがり屋である。

3、趣味編
@理論的なゲームが好き。
A好きなミュージシャンを次々と列挙できる。
B写真はこまめにとる方だ。
C食にこだわる方ではない。
Dブックオフに二時間いても退屈しない。
E物を買うのには慎重で、きちんと吟味する。
F夜の都会が好き。
G詩を書けと言われれば、書ける。
Hジブリ作品のものまねができる。
I団体競技よりも個人競技の方が好き。

4、五感編
@目薬、コンタクトが怖い。
A暑いのよりも、寒いのがダメ。
B雨が降り始めたくらいのアスファルトの匂いが好き。
Cパンより米だ。
Dよく歌っている。
E早口だ。
F食べるのは速いと思う。
G不要物を取り除くこと(毛をぬく、にきびの芯をとる、爪を切る等)が好き。
H運動は好きな方である。
I目が悪い。

5、比べあいっこ編
@ミッキーよりも、ガスパールだ。
A三色よりも、リーチだ。
Bコカコーラゼロよりも、ペプシコーラゼロだ。
C巨人よりも、阪神だ。
Dエーユーよりも、ドコモだ。
Eワンピースよりも、魔法陣グルグルだ。
F観覧車よりも、ジェットコースターだ。
G民主党よりも、自民党だ。
Hいきものがかりよりも、ヒステリックブルーだ。
Iミクシーよりも、後ろの金魚も呆れ顔だ。


おしまーい♪
おつかれさまでした。さて、みなさん何点だったかしらん?

途中の質問で、「A型だ」というのをつくろうとしたのだがやめておいた。
はははの歯。
posted by 映画委員長 at 02:15| 奈良 | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

推薦入試

いよいよ今年も、学校推薦による大学入試がはじまろうとしている。
この推薦入試という代物は現在社会にとても浸透しており、かなりの受験生がこれを経験すると言っても過言ではない。

事実、近所の高校生はほとんど全員がこの入試で大学に進学したし、なにより僕の弟がこの入試を経験している。

ふと昔を思い出した。
うちの弟が推薦入試を希望するかしないかの話になったとき。
弟は成績が良かったので、推薦入試で決めることもできたが、別に一般入試で上のレベルを受験する手もあった。
僕は最後まで推薦に反対した。

いやなに、彼が通う近畿大学に文句があったわけではない。
推薦入試という受験方法が気にいらなかったからである。

推薦とは「入」ではあるかもしれない。
しかし、はたして「試」であろうか?試されているか?

一発勝負である試験を受けない以上、どうも何か試されたという気がしない。
推薦入試という言葉は嫌いだ。推薦入学じゃないか。

しかし弟の担任の先生が発した言葉も興味深い。
「推薦を楽な入試、簡単な入試と思わないように。推薦はやはり、成績のない子が志願したなら断ります。推薦を受けられるということは、あなたが三年間でいっしょうけんめい勉強した成果があるからこそなのですよ。その点で推薦はたやすいものではないのです」

なるほど。
それはその通りだと思う。運で決まったわけではない。
ただ、推薦の数が激増し、成績中位の者まで推薦で合格している状況はいただけない。
このままだと、本試験という制度が廃れてゆくのではないか。
成績中位から下位の者までが推薦で決まる結果になるのではないか。

僕は、自分が推薦を受けていないから悔しくて言うのではない。
二十歳になろうという大事な充実期に、ある試験場において、自分の一挙手一投足が人生を左右する(決定するという意味ではない)という緊張を経験するのも一興だと考えているのである。
ちょっと古風な考えに思えるが、そうではない。

自分の力が自分の運命を左右するという状況は非常におもしろい。
成功しなくたって、いい反省になる。
僕は一年で受かることができずに浪人した。
自分のバカさ加減をよく知った。
なにより、たった数時間で自分が判断されるという理不尽がいい。
面接なんかほんの数分だもんな。

世の中の人々が他人をみることなんて、ほんのわずかである。
他人を認識はすれども、他人を評価しようと本気になるなんて、この人生において、奇跡のようにわずかな時間しかない。
その理不尽ともいえる、かなしくあたたかい人間性の結晶を高校生に味わってほしいのだ。

ところでこれは余談であるが、昔から受験勉強にガツガツすることはあまり好きではない。
おもしろおかしく過ごしている人間にだって、受験に成功する奴はごまんといる。

自分に苦心を課すだけならば良いことなのだが、他人にそれを持ち込まないでほしい(バイト上、生徒からの相談は歓迎するが)。
どうせ将来使わない知識を覚えんだ。
もっとニコニコやろうじゃないか。

明日のために今を苦しむのではなく、明日の準備もしながら今を楽しまねばならない。
posted by 映画委員長 at 06:58| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

森 悟

森悟(もりさとる)、これは僕の祖父である。

森悟の父は愛人と満州へ渡った。
幼き日の悟は家族がため、これを追う。
しかし援助を受けることは叶わなかった。

父の援助を受けられぬ森家はかつての栄華を失い、疲弊した。
それから祖父は猛勉強を重ね、戦中にも関わらず大学へ進学。
学徒出陣の一歩手前で、危うく戦死を免れる。

やがて税理士の免許を取り、税務署に勤める。
質素倹約を旨とし、「金が無いのは首が無いのと同じ」を座右の銘とした。
やがて四国から賢妻をむかえ、森家の建て直しを図る。

一代、それも十数年で貯金をなす。
念願の土地と一戸建てを購入し大阪から、奈良へと家族を連れて引っ越してきた。

酒に飲まれる点と、人と和さない点が欠点であった。
相手が近所の人であろうがやくざであろうが退かなかった。
ちんぴら相手に拳をふるい、血だらけで帰宅した夜もあった。

しかし欠点も多かったが、長所はそれに勝った。
夢の中でも仕事をするくらい、毎日毎晩仕事に明け暮れた。
二時間半をかけて通勤を続けたこともある。
そして晩年、妻を失ったときは、今も残る衣服にしみた妻の香りに涙したそうだ。

家族を愛した男であったが、その愛とは裏腹な横暴も目立った。
そもそも甘言や世辞を得意としない人間。子供を叱るときには、娘といえども手をあげ、他人からの電話には常に喧嘩腰であったのである。
大人になってからの母が実家の玄関口からたたき出された光景を覚えているが、ともかく気難しい人物であった。

ただ、例外はあった。悟は孫の勝寛を何よりも愛した。
暇が出来れば、妻が亡くなった後、一人暮らしになった自宅に勝寛を呼んだ。
高価なおもちゃを買い与えた。寿司を頼んだ。
そして遊園地に手をつないで行った。

勝寛はまだ幼く、かかる時間を貴重と知らなかった。
往復はがきで手紙がきても、返事すらしなかった。
電話を疎ましく思った。
ただ、勝寛は買い与えられるおもちゃや他の品々に興味があった。

中学生くらいになり、ようやく話ができるようになった。
だが、ときはすでに遅く、悟には病魔の影が忍び寄っていたのだ。

今から10年前、大阪の病院にて死亡。
人と争うために生きてきたような男だった。
人と和すことをどこか望んでいたのかもしれないが、全てを疑った生き方をした。
青年期の混乱を恥じるかのように、堅固な人生を選んだ。
人に嫌われ、離れられた。
だが、けして見下されてはいなかった。その確実な仕事は数十年しようとも一糸も乱れず、幾度と表彰状を送られる才能があった。
まさに日本発展を税という側面から支えた人物でもある。
そして森家復興の祖として、多くの財産を残した。

語らず、譲らず、笑わず。晩年は孫とわずかな交流を果たした外はさみしいものとなった。
ただ、今も子孫の間では彼にまつわる幾千の小話がなされる。
彼は死して、年をおうごとに愛されている。

死後、祖父の家掃除に行った。
今にも祖父がそれそこから出てきそうな雰囲気が今も残っていた。
壁に恐々と飾られた天狗の面。
黒光りする時代物のピアノ。
学生野球時代のセピア色した写真。
歴史関係の書物、使い古した和服。

押入れの奥の奥に紙片があった。
母がそれに気づき、手にとって見る。
どうやらどこかの出版社への書きかけの手紙のようである。
故人の書いたものであることだし、中身を読んでみた。


そこには達筆の毛書で、こう書かれてあった。


「毎号楽しく拝読しております。貴社に対する要望ですが、UFOや宇宙人のことについてもっと多くの記事を載せてください」
posted by 映画委員長 at 03:08| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月27日

漫画を新品で買うなんて

まずは報告。
シスターテイル号はG1を6つとり、キングジョージアンドクイーンエリザベスに挑戦したものの敗れたが、結局は殿堂入りした。
今はマキバオ牧場の良い繁殖牝馬として活躍している。

昨日、本屋に行った。
目的は二階のツタヤがDVDレンタル100円セールをやっていたからだが、買うべき本を調べるため、一階の本屋にも立ち寄った。

漫画を新品で買うなんて、一昔前の僕には信じられなかった。
一冊400円ないし550円。
中古本屋に足をゆかせば、一冊100円で手に入るやもしれないコミックがだ。

しかし、最近は新品で漫画を買うことにある種の楽しみをも覚えている。
それは、「定期的に買うことの楽しさ」にある。

本屋に行く。
コミックコーナーを調べる。ああ、この漫画、新刊出てるんだと手にとることができる。
そしてまた暇なとき、本屋に立ち寄ろうと思える。

定期的に買うものがあるということは、一種の楽しみであろう。
雑誌が売れている理由の一部分もこれにあるのではないか。

なお、昨日は以下のコミックを購入した。

1、たいようのマキバオー1巻
2、新版めぞん一刻8、9巻

さらに僕は以下の漫画を定期的に購入している。

1、アカギ
2、衛星ウサギテレビ
3、極上カバチ
4、極悪がんぼ
5、オバカミーコ
6、21世紀少年

今後これに
1、島耕作シリーズ
2、黄昏流星群
3、新版かぼちゃワイン
4、よつばと
が加わるかもしれないが、1と2は最初から集めてない上にすでに多くの巻数が出ており、3は旧作と比べて黒くなってそうなので加わらない可能性も高い。
また、4はとりあえず漫画喫茶で内容を確認しないと失敗するかもしれないので、まずは1巻を確認だ。

ドラゴン桜も集めようと思ったが、1あまりに目標がみみっちい、2弟がいらないと言っていた一定の巻をくれない、という理由のためにやめた。

基本的には心に伝わる話が読みたい。
個人的には、何か苦しい、せせこましい漫画よりも、大きな軽い広い漫画が読みたい。

読んでいて、読み終わって、人生が楽しくなるような、人が好きになれるような、そんなお話が良い。

ともあれ、新品の漫画には、ある種の価値あり、である。
posted by 映画委員長 at 21:34| 奈良 ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月22日

ダビスタ、子馬の名前

最近ダビスタをちょこちょこしている。
ダビスタとは、正式名称がダービースタリオン。競走馬育成ゲームだ。
自分で血統を配合し、調教し、レースに出す。
実況中継もある。

ダビスタをしているときに時間がかかるのは、レースだけではない。
もちろんレースは毎回1分〜3分くらいあるので、これが積み重なると膨大な時間になる。
しかしやはり配合をするには血統についてたくさん考えないといけないので、時間がかかる。

意外と時間がかかるのは、生まれた子馬に名前を考えるときである。
かつてはいろいろ考えてはオリジナルに命名していたので、ほんとうに時間がかかった。
ロードアックス とか
セントナナヒカリ とか

時間がかかりすぎるので、何かから名前のヒントをいただくことにした。
弟がアニメから名前を取るようにしていたので、僕もマネをしてみる。
ナウシカ とか
プリンセスセーラ とか
けれど、アニメから名前をもらうと、なんだかかっこ悪い。

そこで、芸能人から名前をもらってみた。
アンジャッシュ とか
マリアシャラポワ とか
しかし、それもネタがつきた。

なにしろ高校一年生のときからこのゲームをしているのである。
何百頭どころか、何千頭と馬をつくっただろう。

ネタに困った僕は現在のところ、友達の名前からヒントをもらって名前をつけている。
男友達は牡馬に。女友達は牝馬に。
もちろんそのままつけると、なんだか変なのでやらない。
ヤノカケル → ×

そこで半ば連想ゲームのようにして、苗字や名前を英語に変換するという手法をとっている。
たとえば、「亀田陽」「小柳美佳」という人がいたとしよう。

「亀田」→タートル(田についてはわからない)
「陽」→サンライズ(太陽のサンよりも語呂がいいので)
したがって サンライズタートル

「小柳」→スモールバンブー(小は言うまでもない。柳は英語にできないので、同じ植物の竹を英語にしてみた)
したがって スモールバンブー
(なお、美にあたるビューティーは多くの女の子が名前に含んでいるため、めったなことがないとこれを馬名に取り入れない)

どうだ、いい考えだろう。

ところがこの前、とあるメス馬が生まれた。
僕の男友達に「妹尾」という青年がいる。
これを英語になおすと「シスターテイル」である。
「シスター」という響きがあまりに女の子っぽいので、僕は何を間違ったか、この「男友達の名前」を「メス馬」につけてしまった。

名前を変更できなくなったデビュー戦にて、僕は気づいた。

あっ、しまった!!

しかしシスターテイルはしっかり走っていた。

僕はなんだかしっくりこなかったので、強くなかったらこの馬を早々に引退に追い込むことに決めた。

しかしシスターテイルはデビューから破竹の7連勝、G1二勝。
わがマキバオ牧場が誇る、最も期待できる競走馬として今も君臨しているのである。
posted by 映画委員長 at 23:39| 奈良 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月20日

アカギ

「アカギ」という麻雀漫画がある。
少し前に深夜にアニメがテレビ放送されたため、知っている方もいるだろう。

この「アカギ」、実は非常に進展が遅いことでも有名である。
一部の麻雀漫画ファンの間ではコミック購入を諦め、売りに出す者も続出している。
そこで僕がどれだけ更新が遅いか調べてみた。
現在は20巻まで出ているが、20巻は購入していないので、通常と同じ、230ページが収録されていると考えて計算しよう。


アカギ闘牌ページ数


1、南郷対竜崎戦(1巻) 合計22ページ

2、アカギ対竜崎戦(1巻) 合計103ページ
  第一回戦 43ページ
  第二回戦 17ページ
  第三回戦 43ページ

3、アカギ対八木戦(1、2巻) 合計97ページ 
  第一回戦 83ページ
  第二回戦 14ページ

4、南郷対市川戦(2巻) 合計30ページ

5、アカギ対市川戦(2、3巻) 合計193ページ
  通常戦 126ページ
  短期戦 67ページ

6、ニセアカギ対浦部戦(4、5巻) 合計72ページ
  第一回戦 8ページ
  第二回戦 7ページ
  第三回戦第四回戦 2ページ
  第五回戦 1ページ
  第六回戦 32ページ
  第七回戦(途中交代) 22ページ

7、治対浦部戦(5巻) (途中交代) 合計16ページ

8、アカギ対浦部戦(5、6巻) (途中交代) 合計192ページ

9、アカギ対仲井戦(6、7巻) 合計74ページ

10、アカギ対鷲巣戦(8巻〜20巻以上) 合計2489ページ以上
  第一回戦 267ページ
  第二回戦 219ページ
  第三回戦 341ページ
  第四回戦 2ページ
  第五回戦 773ページ(!)
  第六回戦 887ページ以上


どうだろう、最近連載されている鷲巣戦がどれだけ長いかおわかりになるだろうか。
しかもまだ第六回戦は半分を過ぎたくらいである。

原作で一番短いのは治対浦部戦の16ページ。
鷲巣とアカギが戦っている間に、治と浦部は155回半も戦えることになる。

ちなみに鷲巣とアカギは僕が大学に入学した6年以上前から打ちあっている。
ある意味、僕の青春と平行して打たれているといえよう。
posted by 映画委員長 at 12:54| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

高校野球の応援団

最近は高校野球を見ている。
特にだらだらと見ているわけではないが、ちょうど和菓子やアイスを食べながらの楽しみとしてちょうど良いのだ。


個人的には大阪桐蔭を応援していたが、府大会で消えた。

次に、仙台育英を応援していたが、われらが奈良の代表校ちべん高校にあっけなく敗退した。

現状は佐賀を応援している。ちょうど今日、倒してほしい帝京高校を破ってくれたところだ。
桐蔭と育英が消えてしまったときに、まあ僕の中では誰が広陵と創価を破ってくれるかが重要なわけで。
創価は早々に負けてくれたが、広陵はベスト4まできてしまった。
大垣日大もしくは静岡(どちらかといえば静岡を応援している)、広陵を討っておくれ〜


しかし高校野球は「足」が重要だな、と強く思う。
投手は、とくに今年は、アテにならない。連続無失点記録のある佐賀の久保くんには注目すべきであるが。
しかし、それよりも足、または守備や犠打といった基本的なところが勝利に大きく影響する。
野球のいろんなエッセンスがつめこまれているようで、高校野球もなかなかいいもんだ。


さて、テレビで応援をしていると、よく甲子園観戦席の映像に切り替わる。
暑い中、必死に応援をする両校の生徒。

僕は不思議なことが一つある。
映る子映る子、どうしてかわいい子ばかりなのか。
かわいい子を集中的に撮っているのか。それにしては後ろの方の子もかわいいぞ。
カメラアングルや明るさによってかわいく見えるだけか。


もちろん、高校生には興味がないのだけれども。
しかしあんな子らと高校生のときに知り合えていたらすごかったなあとも思う。
男子校、奈良学園。

昨日、奈良学園の夢を見た。
英語の宿題を忘れて怒られているところであった。
みんなが白い目で軽蔑していた。
英語の宿題なんか、どうでもいいことなのにね、きみぃ。
posted by 映画委員長 at 18:50| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミクシー日記(8月14日分)

「(マイミク様必読)さよなら(「さよなら人類」じゃないよ)」


今日をもちまして、ミクシー内での日記を終了します。

いままで見てくださった方、コメントくださった方、ほんとうにありがとうございました。

しかし、日記はまだまだ続きます。
というのも、日記の主戦場をブログに戻すのです。

僕のブログにはたくさんの思い出があります。
また、ミクシーに入っていない方もたくさんいます。
僕はずぼらなので、両方更新するのがめんどくさいのです。
だからブログ一本に戻すのですね。

ここで注意なのは、携帯から読んでいる人です。
携帯では、新着日記に更新が反映されません。
ですから、「モリカツの日記、たまには読んでやるか」という携帯ユーザーは以下のURLをお気に入り登録ください。

http://morikatsu.seesaa.net/

とりあえず今日から二三日くらいはこのおしらせを反映させるために、移転はしません。
二三日後に移転したいと思います。
コメントくださった方には返信します。

ではではみなさま、また「後ろの金魚も呆れ顔」でお会いしましょう。

さよなら さよなら さよなら

ノンノン

シーユー レイター


posted by 映画委員長 at 18:33| 奈良 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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