2007年10月22日

嫌いな愛想良さ

愛想が良いことは、すばらしいと思う。
行き着けの中華料理屋のおっちゃんなど、まさに天使のようだ。

ただ、愛想が良い=好きになれる という図式はない。

たとえば、梅田の歩道橋の上でニコニコと話しかけてくるアンケート。
服屋で呼びもしないのに不自然な笑顔で話しかけてくる店員。

嫌いだわ、非常に嫌い!

アンケートは暇つぶし以外、絶対に答えない。
そもそもつぶす暇などないから、絶対に答えない。
ちょっと話はかわるが、ビラ配り系は実にうっとおしい。
鼻水が出ているときのティッシュ配り以外は無視だ。
邪魔だ、非常に邪魔である。
ただ、うまい奴はわかっている。
頭をドレッドにして、肌を焼いて、「何やこいつ」と思うような奴でも、うまい奴はもらい手の気持ちをわかっている。
さっとすばやく出して、もらわないと判断したらすぐさまひっこめる。
そもそももらわなさそうな相手をちゃんとわかっている。

これができない奴は、ただ通行の邪魔だ。どっかいけ。

話を戻そう。
店員が話しかけてくるケースでは、98パーセントくらいの確率で買わない。
もともと買いたかったものを買うときだけ、買う。
もしかすると、何か買いたかったのに、話しかけてきたから逆に買わずに帰ることもある。
また、75パーセントくらいの確率で店から出る。

なんかウンチクを語りだしたり、実にうざい。
見たらわかるようなことを、何か無理して思いついてしゃべっている。

ひどい奴になると、ウソ誇張をしてくる。

「昨日入って、もうこれ一着」
「サイズはこれしかもう残ってないんですよ」

さらにひどくなると、もう欲望丸出しである。
「カードでも買えますよ」
「そこでキャッシングシステムがありますから…」

話しかけたり脅したりしたら、買う奴は買うだろう。
でもさ、そんなことしても僕は買わない。
買わない客の見分けくらい、つけろよな。

こいつらの愛想はウソもんだ。
利益に結びついた、功利的愛想だ。
ほんとうの愛想は、利益をこえたところにある。

そりゃ、僕の好きな「ホテルマン」ってやつや、食べ物屋の大将なんかも利益につながる関係にあるわけだ。
それでも、みんながみんなってわけじゃないけど、利益をこえたところに愛想をもっている人がいる。
その人(=僕)が喜べばいいな〜って、心から思って接してくれる人がいる。

功利的利益は、存在そのものは当然あるべきだし、ちょっとでも度が過ぎると、それは毒にすらなる。
他人と経済的関係をもっている人は、それを忘れてはならない。

僕はバイトだけれども、相手とは一応の経済的関係だ。
その場合、僕は毒のある愛想を見せない。
あくまで僕が愛想を見せるときは、常識的な愛想と、利益をこえた部分での愛想だ。

ほんとに、利益的に必要以上に愛想を振りまく人間には辟易する。

と同時に、誰かに何かをすすめたりするというのは、非常に難しい行為だ。
勧めすぎはいけない。嫌われる。
勧めが足りなくてもいけない。もう少し勧めていれば、うまくいったかもしれないということになるかも。

ちょっこらちょいに出来るような業ではない。

しかしこれだけは言いたい。
一等地に店舗をかまえるショップの店員ですら、これのイロハもできていない。
素人同然だ。

愛想や「勧め」が非常にむつかしいものだという事実に気づき、プロの彼ら彼女らはもちろん、僕たちも丁寧に他人と接してゆきたいものだ。
posted by 映画委員長 at 18:52| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
全くその通り。
で、いわゆる“愛想”しかできないヤツの典型が、
・やたら平和とかほざく
・やたらボランティアしたがる
・やたら外国(主に欧米)と日本を比較して、日本はダメだみたいなことを言う
・やたら大学の勉強じゃなくて実務的なことが好き(マーケティングやら会計やら)
・そこまでB系じゃないヒップホップ(ケツメイシとか)が好き
・サークルの“先輩”とつるむ
・人に愛称をつけたがる(正和→マサ、淳也→ジュン、知樹→トミー)

Posted by デブリーマン at 2007年10月23日 16:57
>デブリーマン
笑ってしまった。ただ、実はきみもそこに列挙しているような人物の側面をもっていると思っていました。上から三つ目、四つ目、六つ目、七つ目など…
しかし疑いは晴れました!すまんこってす。

あと…
・弾きもしないギターも持っている
・先輩面する
・酒に酔えばなんでも許されると思っている
・ギャンブルに負けると流れ論を持ち出す
・知りもしないくせに「長渕、いい曲多いよな」と評する
・ダマテンをかっこいいと思っている
・横文字の多用
・すごい人と知り合いであることを、自慢げに話す
・ヲタを馬鹿にして笑いをとる
Posted by 映画委員長 at 2007年10月24日 16:53
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