2007年09月27日

白浜とペンギンと私

まず、先に報告を。
一つ目。ミクシーでオリジナル楽曲の動画をアップロードした。よければ観賞あれ。
二つ目。誕生日(11月15日)までに10キロ痩せることを宣言する。死んだら骨は拾ってくれ。


さて、今日は僕の夏の思い出のお話。
白浜に旅行を考えている人、旅行に行った人、旅行記を読むのが好きな人はぜひ一読くださいな。


ある日の朝、僕はJR大阪駅にいた。
高速バスに乗車して、一路南下。白浜を目指す。
バスまでは一時間くらいの時間があったので、JR大阪駅付近でお茶をしてすごす。
「ハワイアンブルー」なる飲み物を注文したが、その実は単なる三ツ矢サイダーであった。


朝ごはん用にサンドウィッチを購入し、いざバスへ。
車内は特段狭くはなく、実に快適。
カーテンを閉じても、その隙間から日差しが差し込んでくる。
バスが難波を離れるのを見計らって、サンドウィッチの包みを開ける。
むしゃむしゃとほおばりながら、時折窓から南大阪の風景を覗く。
キリン(これは友人ブロガーの命名)なるクレーンリフトが無数に海にむかって伸びている。
延々と続く工業地帯。その日は休日だったが、働いている人がたくさんいる模様。
そうか、たくさんの人がいて、毎日の空間はつくられてゆくのだ。


途中で一度休憩が入る。
休憩所のパーキングから見える景色はちょっとした絶景。
熊野古道までもが視界の端に入ってくる。
秋の太陽はまだまだ秋らしくなく、じりじりとして、僕にペットボトルを買わせる。


画像 098.jpg


それからバスはまた走り出した。
和歌山にちなんでそうな地名が次々と現れ、人が降車してゆく。
三時間にわたるバスの旅は終焉を迎え、いよいよ目的地に降り立った。


まずは荷物をホテルに置きに行こうということになる。
ホテルは海辺にある。他にもたくさんホテルが林立している。
ふと海辺に目をやると、ほとんど人の姿は見えない。さすがは秋だ。
ファミコンのグラフィックのように心さびしい風景が印象的であった。
ただ、水面に映える太陽は、それはもうじりじりとしていたのである。


画像 103.jpg


ホテルにて荷物を渡し、そこから徒歩でエネルギーランドに向かう。
実はこのエネルギーランド、今回の一番の目玉であった。
それは、「大迷路」。
80年代にバブルと比例するがごとく各地に登場した大迷路は、バブル崩壊とともにその姿を次々と消していったのである。
で、ネットで調べたところ、近隣で現存している大迷路が、このエネルギーランドだったのだ。


エネルギーランドへの道は少し長かった。
15〜20分くらいは歩いたか。汗をかく。
道中、業務スーパーを確認。後で行くことに決める。とりあえず取り急ぎアイスボックスを買い、暑さを回避。
また、途中に寄ろうとしていたおみやげもの屋さんは、後から寄ることにした。これが後に大誤算となる。


昼時であるがおなかは別に空いていないので、そのままエネルギーランドに入った。
入ったところに、とてもかわいい犬の絵があった。うーむ、実にかわいい。キャラものとして世に出てほしい。
それから長いエスカレーターを上り、まずはエネルギーについてのアニメーションを見る。


ネタバレしない程度にざっくりとあらすじを言うと…
エネゴンなる恐竜が温暖化のために極の氷の中から復活し、その場に居合わせた怪しげな博士とエネルギー環境について語り合うというものだ。
お互いに、矛盾、腑に落ちない点、ボロ、たくさんでてくる。
とかく博士は怪しい。怪しすぎる。
あれはコナンのアガサ博士に違いない。絶対にそうだ。


画像 131.jpg


まあ、なんやかんやで次のアトラクション、3Dの虫と犬の映画。
虫が、きもい。犬は、かわいくない。
でも3Dだったので、立体を楽しめた。


ここで次のアトラクションまで、アメリカンドッグとから揚げを食べて休憩。
休憩所からは海が一面に見えてきれいだったなあ。
思わぬ景色というのは、意外とうれしい。


画像 113.jpg


その次が一番面白かったかな。
タイムマシンアトラクション。これは言わばUSJのバックトゥザフューチャーのようなもの。
ただ、あれよりも空いていて、かつ手が混んでいる。
おもしろいことはおもしろいのだが、やはり怪しさは否めない。
なぜ、いきあたりばったりの操縦となったのか、責任者に話を聞きたいところだ。


そしていよいよ大迷路!!
…のはずだった。
だが、大迷路を見た瞬間に、僕の夢はガラガラと音を立てて崩れ去った。


ああ


あああ


この迷路、子供用じゃんかよ。


そう、子供がやっと入るくらいの隙間。小さな規模。


どこが「大」迷路なんじゃーー!!と叫びたくなったが、そこは大人げないのでスルー。


やむなく、アート館に入る。
鏡ばかりの暗い部屋があって、ピカピカとたまに光るライトを頼りにゴールにむかわねばならない。
まぶしい。
怖い。
ぶつかる。
ドカン。


ガシャーン!!



…最後のは嘘。
その後、地面と角度をつけてつくられたミステリーハウスに入って大汗をかいたり(坂を登ったり下ったりするので、しんどい)、音の森というところで、昔公園にあったような遊具で遊んだりした。


画像 119.jpg


そしてラス前は写真アート館のようなものである。
これは絵による錯覚が、写真で撮影することにより浮かび上がるという代物である。
家族連れが多く、ゆっくりと見てまわった。なんか家の展示会みたいだった。


最後はまたまた3Dコースター。
ほんとにこんなジェットコースターがあればいいなあ、と思う。
危なっかしくて乗れないジェットコースターにはなりそうだが。


さて、エネゴンともお別れ。しばらく海浜を散歩する。


画像 134.jpg


お腹が空いてきたので、お土産を買うついでに(練り物の)てんぷらを購入。
すきっ腹にはまるで一流レストランのフォワグラ。しかし空腹を割り引いても、十分に美味なものだった。さすがはご当地。
たたみかけるように「青梅漬本舗」というお店で梅ソフトを購入。夕方の5時半だが、晩飯は大丈夫だろうか。
ご当地アイスを食べることは、ある種、旅の決まりごとのようになっているが、今回もその例には漏れず。
梅といってもすっぱくなく、それどころか非常に上品な甘さをかもしだしている。
これは絶品である。白浜に行った際にはどうぞ。


そして目指していたお土産もの屋さんに行くと…


そう、さっき大誤算と言っていたとおり…


閉まっていた!


え?


1 さっき空いてたのに!
2 まだ六時にもなってないのに!
3 てか日曜日やぜ!


すべては夢と笑ってしまおう。
やむなく、先ほどちょっと寄った業務用スーパーでつまみの缶詰を購入。
また、違うスーパーで酒を購入。ちゃくちゃくと酒盛りの準備をすすめる。


とりあえず今回のホテル、「シーサイドホテル」に帰還!
こまっしゃくれた、小気味良いホテルだ。


画像 135.jpg


部屋は和室、というか、地方の公民館に二階にある休憩室のようだった。
壁の上半分全てにかけられたカーテンが印象的。


夜ご飯は会席料理で、
お造り盛り、ちゃんこ海鮮鍋、おぼろ玉子蒸しマニエなど、全部で11品。
どれもおいしくいただけた。なんとなく四国のホテルに雰囲気が近いかもしれない。


画像 138.jpg


それからお茶を買いに行くついでに、夜の海辺をぶらぶらする。
酒盛りスタート。缶詰うまい。大学生の頃を思い出すわあ。



二日目、今日は南紀白浜アドベンチャーワールドへ行くのだ。
とりあえずホテルで朝食バイキングを食べ、昨日閉まっていたおみやげ物屋さんに入る。ふーん、朝はさすがに開いてるんだ。


タクシーに乗って、アドベンチャーワールドへ。
パンダは昼間に起きているので、昼寝をはじめる前に行った方が良いらしい。
赤ちゃんパンダ(愛浜、明浜→天皇陛下よろしく、2006年12月23日生まれ。)が生まれ、パンダファミリーはよりにぎやかに、かわいくなった模様。
地元の人もけっこう足を運ぶとのこと。


さて、園内に入るやいなや、目は池でおよぐペンギンに釘付けに。
ペンギンがみんなそろって同じ方向によちよち泳いでいる。
うーん、かわいいな。


次にパンダのきぐるみを着せられて写真撮影。
ここを通る人はみな撮っているようで、いろんな意味での儀礼なのだ。
係員の人は写真を撮るときに「はい、パーンダ!」と掛け声をする。これに対しては、「ヨッホイ!」と返事をすることが正しいマナーである。


とりあえずタクシーの運ちゃんの言葉を守り、パンダを見にゆく。


パンダのやろう、寝てやがった。


画像 153.jpg


おきてる奴もいた。が、目は呆けている。
見えない何かをずっと見つめている。
しかも白くない。茶色い。


画像 154.jpg


なんかトトロみたいだった。
かわいいね。


パンダランドを後にし、サファリツアーのバスに乗り込む。
草食動物エリア→肉食動物エリアの順に見てゆく。


草食動物エリア。キリンなど、よく考えたらはじめて見るかもしれない。
かつてキリンを目の前にして驚いた中国の皇帝のように、僕も首を伸ばして見入ってしまった。


肉食動物エリア。きれいな色をしたトラが印象的。全般的に、あまり恐ろしいイメージはなかった。


画像 164.jpg


朝食を食べ過ぎて、お腹がいっぱいなので、アイスを食べて一息ついて、海獣館へと足をむけた。
海獣館は海遊館とよく似た感じ。アシカ(?)が自分の背中をかいているのを見た。おお、ほほえましい。


アシカの興奮冷めやらぬまま、アシカショーへ。
アシカが海上救援隊のメンバーという設定で、いろいろな芸をする。
しかし僕の目を引いたのは、アシカではなかった。
冒頭に前座で出てきたペンギン部隊だ。
「すすめ!」と「とまれ!」しかできないペンギン部隊。
実際に問題がおきても何も対処できないペンギン部隊。
そんな奴らが、かわいかった。


画像 190.jpg


もう聡明な読者諸君はおわかりであろう。ここからはペンギンラッシュとなる。
まずはペンギン王国に入国し、これでもかというくらいのペンギンたちを堪能する。
なんかみんなぬいぐるみみたい。よちよち歩いてる。でもきっと生臭い。
この王国、国防も内政もあったもんじゃないな。
しかしかわいければよし!


画像 209.jpg


出口に、小学生が書いたペンギンの絵が貼ってあった。


どうしてこうなるかなあ…


画像 217.jpg


さて、締めはだね、もちろん「ペンギンパレード」だよ、きみ!
しおりにはこう書いてあった。
「ペンギンパレード…よちよち歩くペンギン達の行進」


よちよち!


よちよちだよ!これは見なきゃーな!


だが


雨のため、ちょっとしかよちよちしてくれなかった。
でも、サービスで、至近距離でツーショットを撮らせてくれた。
おいおい、アイドルの握手会かよ。


画像 227.jpg


で、後は馬と像にバイバイと手を振り、お土産をみる。
腹が減ったので、お土産用の「ミルクチョコレートもち」を買う。


バスは直接アドベンチャーワールドに到着。
さよなら、白浜。
さよなら、ペンギン。


途中のパーキングでの休憩は、もう日が沈みかかっていた。
一日が終わった。
そして旅も終わりをむかえようとしている。
てんぷらを買って食べた。おいしい。


初秋の白浜は、静かで、何か大事な時が過ぎた後みたいだった。
シーズンも終わりをむかえ、地元民の間に、また別の時が流れる。
そして、過ぎ行くバスの中では、誰もが目を閉じ、明日を待っていたのだ。


さよなら、ペンギン。
でも、終わりがあるから、旅ってのはより余韻深いものとなるのだ。


おっと、思い出した。
僕は他の乗客のように寝れない。
テンションが上がることを思い出した。


そう


ミルクチョコレートもち!!


僕は勢いをつけて封を破り、一つ、また一つとほおばった。
しかし、聡明な読者諸君ならもうお気づきであろう。
一箱なんか、食べられるわけがないことに。


うえー、げろー。


画像 238.jpg
楽しかったなあ、白浜。
posted by 映画委員長 at 17:21| 奈良 ☁| Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こら、てめぇ殺すぞ!
仕事中に笑いをこらえるの必死になったやんけ。
とにかく、とにかくだ。

ペンギンの絵はやめてくれ!!
Posted by デブリーマン at 2007年09月28日 19:55
どもです。
色々とありがとございました☆
やっとこさ登録できましたぁ^^

ペンギンかわぃぃよね。。。
私も写真見せてもらって
アドベンチャーワールドに
行かなくてはと決意しました(笑)
ぜひツーショットとりたい!!!
Posted by カオリ at 2007年09月29日 17:08
>デブリーマン
人は本来あの絵のように、実に創造的な生き物なのです。
ところが、大人になるにしたがって、次々とその姿を変えてゆく…

受験、サークル、就活、社会の不条理、そして米奥。

>カオリ
おー、うまくいったか、そりゃよかった。
とりあえず、
1、ミクシィしている友達にマイミクする
2、検索で昔の友達を探してマイミクする
3、コミュニティに入る
などなどをためしてみてくれ!

白浜は行くべき。
今回は行けなかったが、和歌山ラーメンもうまいらしい〜
Posted by 映画委員長 at 2007年09月30日 18:38
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