2007年05月13日

北陸ハプニング旅行

三月の下旬、晴れた日のことである。
僕は喧騒盛んな大阪を離れ、ふと北陸の静かなる地を踏もうと思った。
向こうは、まだ雪が積もっているだろうか。
もしかしたら降っているかもしれない。
雪の降る中、露天風呂の温泉なんてしゃれているじゃないか。



みなさんは青春十八切符を知っているだろうか。
学生の長期休暇の期間に使える、JRの特別切符である。
今年は何らかのキャンペーンのため、1700円で一日どこまででも特別急行以外の電車に乗れる。
僕はそれを利用して、北陸を旅して回ることにした。
二十五歳、春の息吹頃。二泊三日の旅行記である。



第一日目(大阪〜金沢)



一日目は、大阪から一気に北上、目的地最北の金沢まで行く。
大阪を出るのは、まだ早い七時台であった。
なぜなら、十八切符を使う以上、特別急行に乗れない。つまり、時間がかかるからだ。
前調査では四時間半といったところだったか。



大阪から京都までは電車がやや混んでいたが、京都を過ぎると人がぐっと少なくなった。京都では、春先の散歩日和というところか。
京都から近江今津まで数十分。あたりを見渡すと、大荷物の家族連れやカップルの姿が見えた。
なるほど、みな十八切符を利用して、北陸に向かおうという腹か。それなら席の取り合いが、大変熾烈化するだろう。くわばら。



嫌な予感は当たった。
近江今津から敦賀へ向かう湖西レジャー線に乗り換えてから、電車内が満員となった。
詰めあう大荷物の人の群れ。たちまち人ごみへの嫌悪感がふつふつとあらわれた。



そこへ乗り合わした、謎の老人。
どうやらツレもいなく、一人旅のようだが、なんだかぶつぶつ言っている。
「またやー、うわー、なんで混んでんねんー」
ぶつぶつ、ぶつぶつ。



駅に着くたびに「うわー、すごい人やー、ひえー」と嘆く。
誰も乗ってこない駅でも、「うわー、またやー」と言っている。
なんだ、言いたいだけか。
笑いをかみ殺すとはまさにこのことであった。



しばらくして敦賀到着。ここから北陸本線に乗り換える。
敦賀から金沢までは一時間半かかる。
みな思うことは一つである。
「立たされちゃ、かなわん」



というわけで、敦賀に着くや否や、乗り換え乗客の徒競走が始まった。
もちろん僕も走った。
体型に似合わず、まるで韋駄天のごとくホームを走った。
「ホームを走らないでください!」というJR職員の必死の呼びかけも無視した。
カメラを落としてしまったが無視した。
そのカメラを拾った人が「これ誰のですかー」と親切に探してくれていたが、無視した。
結局のところ、カメラも無事戻ってきたし、席も確保できた。
万歳。



それから長いトンネル、つまり県境を越え、一時間の末ついに北陸の中心都市、金沢市に到着したのである。



IMG_1270.JPG
金沢に着くと、少し曇りだした




金沢に着いてすぐ、全日航金沢ホテルにチェックイン。
駅前一分の立地で、シティホテルと同様にキレイなホテルである。
部屋は十八階に用意してもらい、そこに荷物を置いて金沢市観光に出発した。



まずは忍者寺で有名な妙立寺を見学する。
市内観光バスに乗って、十数分。
バス停で降りたところで、地元のお婆さんに妙立寺の場所を教えてもらった。
「高いお金出して、あそこは見るもんかねえ…」と言っていたのが少し気にかかった(実際は、まあまあ面白かったですよ!)。



IMG_1258.JPG
いよいよドキドキの入館だ




ここは完全予約制で、一時間単位で入館の組が入れかわる。
前の組が出館するのを待つこと、少々。
いよいよ僕の番となった。
一定の人数にガイドさんがついて、一つ一つ説明してくれる。
入館後すぐにアナウンスされたことは、「ここで見学したことは他言無用としてください」とのことだった。
まあそれを馬鹿正直に守るつもりはないが、やはり実際に行く人の楽しみを守りたいので、寺の内部構造については内緒にしておこう。



IMG_1263.JPG
本堂前にて




しかし最後に言われたセリフはあまりにも印象的だったので、これだけは記述しよう。
「というわけで、以上で妙立寺の構造についての説明は終わりです」
「つまり、当妙立寺は忍者寺という異名をとりますが、忍者とは一切関係ございません」


えー!関係ないのかよー!!


パンフレットにこそっと書いてあった、「忍者寺の名称についての権利は妙立寺に所属します」という文言が妙に面白かった。




雨が降り出した。このまま雨が続くようなら傘が必要だ。
いったん金沢駅に戻ったのだが、ここでトラブルが発生した。
どうも僕が買った金沢バスの一日パスは、すべてのバスではなく一部のバスにしか使えないらしいのだ。
とにかく金沢のバスはややこしい。路線も、料金も。
行く人は入念に調べてから行くとよいだろう。



IMG_1273.JPG

↑このバスしか乗れない




ぶっきらぼうな運転手とのせめぎあいに、少しいらだちも隠せない。
しかしルールがそうなっているのだから仕方が無い。
もう少し言い方を変えてくれたら…まあそんな商売人はどこにでもいる。



雨がやや弱ってきたので、金沢城に向かうことにした。
ただ、問題が一つ。
時間が押していることだ。
そこでとりあえず城の前で写真だけを撮り、そのまま隣になる兼六園に入場することにした。



IMG_1277.JPG
今度来たときは入りたいなあ




兼六園は年配の方の集う場所と聞いていた。
大きな盆栽と池のオンパレードと聞いていた。



DSC00846.JPG
さて、どんなところだろう…




まあ結果的に、前評判とそう大きく違うところはなかった。
ただ、晴れた日に見た方が、もっとよいかもしれないと思った。
傘を持ってこなかったので、このあたりから雨の被害にあいだした。



IMG_1281.JPG
兼六園の中で、最も良いと呼ばれる景色




兼六園を数十分で後にし、少し歩いたところにある、石川護国神社を尋ねた。
「護国神社?右翼!」と言うなかれ。この神社には瞠目に値すべきものがあるのだ。



DSC00852.JPG

とどめおかまし大和魂




それは、大東亜聖戦大碑と呼ばれるもの。
なんと、個人が作成したものらしく、市の左翼議員からは撤去の声もかかっている、どでかい碑である。
その傍らには、小林よしのり先生が訪れた際に刻まれた石も建っている。



DSC00855.JPG
これがその有名な碑だ




護国神社に参拝をすませた後は、ちょっとモダンな現代風に脳をチェンジしようではないか。
金沢に新しくできた名所、二十一世紀美術館である。
円形の建物の周りには実際に遊べるアートがあるらしいが、雨のため、それに触れる機会はなかった。
中には出品者別に展示箇所が分けられている。
有名なプールの中に入るような美術品もある(プールの中に入っているような錯覚に陥るらしい)。
あいにく外が雨では、プールに入っているような錯覚は起きなかったが。



IMG_1308.JPG
夜の色がかかり始めた霧雨の中、館外にて




結論として言おう。
芸術というものは、わからない。
いまいちモチベーションがあがらない。
連れは何のことかわからない顔で、「ふーん、なるほどー」とウソ納得をしていた。
実に理解しがたい展示がたくさんあった。
思うことは一つ。



「金かかってんだろうなあ…」



で、外に出るとまた雨が降っていたのだが、美術館の人が親切にも傘を用意してくれていたので、それをもらってバス乗り場に向かった。



ところが、待てども待てどもバスが来ない。
バス会社に電話したところ、どうも待つ場所が違うらしい。
バスの種類も似ていれば、バス停の名前まで同じかよ!
ほうほうの体で金沢まで逃げ帰った。



それから金沢駅の隣にある、大型お土産売り場「金沢百番街」に行こうとしたが、残念ながらシャッターが閉まる時間になってしまった。
そこで金沢駅からバスで五分くらいの武蔵が辻にある、市場通りに向かった。
海鮮物を求めて。



夜は金沢の市内がライトアップされる。
そのライトアップを見るのも一つの楽しみだ。
「ライトアップバス」に乗り込む。



武蔵が辻から道に迷うこと少々。
ついに市場にたどり着いた。



IMG_1321.JPG

鬼が出るか蛇が出るか




「店全部閉まってるやーん」とつっこむことなかれ。
店が閉まっているのは重々承知している。
店が閉まった後、海産物を料理にしてくれる料亭があるのだ。
るるぶに乗っていた、人気のお店だ。



IMG_1323.JPG
ついに発見!




店のおばちゃんはきさくな人だったし、店も空いていて奥の座敷に座れたし(座敷では他のお客はいなかった!)、かなりこれだけでも満足である。



メニューは海産物が多岐に渡って載っており、どれにしようかさんざん悩んだあげく、海鮮丼とキングサーモンのお造りを注文した。
しばらく待つと、なんとも豪華な二品が運ばれてきた。
色も、大阪のそのものとはわけが違う。
無論、内陸地の奈良とは月とすっぽんである。



IMG_1335.JPG
いざ喰らわん




これまで食べた海鮮丼の中で、最も美味であった。
連れは、「これを食べるために旅行してもいいな」とも言っていた。



海鮮物で腹を整えたデザートはなんといってもアイスである。
全日航ホテルへの帰り道は徒歩にし、コンビニでアイスを買い、雨の中アイスを食べて歩いた。



「アイスうまー!」
なんともまぬけな二人であった。
やはり旅にアイスはつきものか。



一日目はそんな感じ。
この時点で、一日目のハプニング(=ややこしいバス)を数十倍も上回る二日目のハプニングを、誰が想像できただろうか。



二日目



二日目、くもり。
朝食は全日航ホテルのレストランでバイキングである。
非常に品目が多く、あまりのおいしさについ食べ過ぎてしまった。
つくづく、「このホテルは当たりだった」とかみ締めた。



部屋で出かける準備をし、テレビで時間を確認していた。
予定の時間になったので、クローゼットからジャケットを取り出した。
それを羽織ろうとした…



まさにそのときであった!



ぐら ぐら ぐりとぐら

ぐるんぱ ぐらぐら



船の揺れのようなものが、「ゴー」という、弘兼憲史のマンガに出てきそうな効果音とともにやってきた。
地震だ。それも大きい。
思わずベッドに座り込む。
十八階という高い階にいただけ、揺れも上等なものであった。



揺れがおさまった後、二人はホテルの管理要綱を読んでいた。
「え、もしかしてエレベーター使えなくなるんちゃうん」
「階段で降りなあかんのかー」



しかしそんな懸念など、蚊のようなものであることを、後で二人は思い知ることになる。



しばらくしてから、チェックアウトすることにした。
友人から心配メールが着ていた。
メールは混線しており、届くのも遅いし、送れない。
後で、親から電話もきた。弟はテレビのニュースで見て、僕が金沢にいることを思い出し、ほくそえんでいたそうな。
エレベーターは普通に動いた。



駅に到着すると、構内に人がいないことと、改札外にあふれんばかりの人がいることに目が行った。



まさか。そのまさかである。
レール点検のため、電車の復旧の見通しがたたないとのことだ。
中には憤激する乗客もおり、事態の収拾は困難を極めた。



IMG_1362.JPG
これぞ、交通マヒだ!




いつ動き出すのか。
予定通りに行動できるのか。



しかしぼーっとしていても仕方が無いので、昨日行きそびれた金沢百番街に行くことにした。
九谷焼に加賀友禅、羽二重餅に金箔菓子。
きらびやかなご当地品がずらりと並ぶ。



IMG_1315.JPG
おかいもの♪ おかいもの♪




この前九州土産をいただいた学友に蛍烏賊の燻製を買い、加賀友禅のポーチを買った。
あと、家族用に羽二重餅を購入した。
福引券を何枚かもらったが、案の定すべてティッシュだった。



駅に戻ったが、昼過ぎまでは復旧の見落としが立たないとのこと。
そこで、昼食を金沢でとることにした。



金沢百番街の隣にある食堂街。
一風目を引くのは、「ハントンライス」の七文字であった。
諸君はハントンライスをご存知だろうか?
これは金沢B級グルメの代表格である。オムライスに白身魚のフライをつっこんでるという、別段の奇味珍味の類ではない。
まあ、おいしかった、程度のものである。



昼過ぎになっても復旧のメドが立たないので、予定の東尋坊はあきらめた。そもそも地震後は海に近づくなと言うし。
そこで、金沢にある小京都を探索しようということになった。
このあたりの臨機応変は我ながら流石というところか。



小京都の説明をしよう。
金沢は城下町なので、もちろん歴史的な足跡が各所に残っている。
特に歴史的な建物が密集しているある地域を「小京都」と呼んでいるのだ。
無論、京都と比べると規模の差は格段に小さい。



IMG_1370.JPG
こんな感じ




小京都に着くと、たくさんの観光客がいたので、後ろからこっそり着いて行った。
タダでガイドしてもらおうという算段だ。
さすがは前田百万石の城下町。
マンガ「花の慶治」に出てきた風景のワンカットだろうか。



小京都では金箔の館を探索し(金沢では金が有名)、茶店で一服つけた。
禁煙二ヶ月過ぎの自分なので、こういうときにタバコを吸えなかったのがとても残念だったりしたが、まあ仕方ない。
僕は案の定抹茶アイス。
連れは茶菓子と抹茶で二階からの景色を味わっていた。
茶店の二階は僕ら以外に誰も客がいなく、とても静かだったので風情があった。



小京都の帰りに、美術館でもらった傘を投棄した。
金沢駅に帰ってみると、いよいよ電車が動き出すかもしれないとのこと。
僕らはホームに入構した。
電車の空いている席に飛び乗る。早く座る席を確保しておかないと、後々満員電車になったら困るという計算である。



電車に座って数十分後、夕方五時。
予定を七時間も超過して、電車はゆっくりと動き出した。
電車が動き出した瞬間、いらだっていた車内の乗客から拍手が起こった。
なんとなくこっけいで関西的な瞬間だったと記憶している。



次なる目的地は芦原温泉。
寒い季節の北陸で、温泉にゆっくりつかるのが夢だったのだ。



芦原温泉駅に到着すると、宿の人が遅れたにも関わらず、気持ちよく迎えにきてくれた。
ワゴン車で十数分走り、宿の前まで連れていってもらった。
ぐうぐうと腹の虫が鳴った。



早速の晩飯は会席料理。
昨晩金メダルを獲得した安藤美姫と浅田真央の滑走をテレビで見ながら、仲居さんに用意をしてもらう。



用意ができた。今回の目玉の一つが蟹である。
僕は蟹がそれほど好きなわけではない。むしろ全然好きじゃない。
しかし、旅館で蟹を食う。
こういう風情な食事の雰囲気そのものに、僕は楽しさを覚えた。



寝る前に貸切風呂に入った。
やっぱり温泉目当てに来たなら、貸切風呂でしょう。
初の試みであったが、かなり良かった。
ストレッチしたり、泳いだり、傍若無人であったに違いない。
雪のにおい、ちらほら。
芦原温泉の過疎の空気が、旅情を乗せてやってきた。



こうして大ハプニングの二日目は幕を閉じた。
明日は最終日。晴れるといいなあ。



三日目



朝食は部屋食だったので、用意を整えてから食べた。
やっぱり旅館の食事って、家族っぽいよなあと思う。
家族旅行で洋室に泊まったこと、実は一度もないからなあ。
和室=家族っぽい。



さて、よくしゃべる仲居さんにも別れをつげて、三日目の観光にでかけた。
空はぬけるような晴天。春の日差しに少しずつ力がこもってきた具合だ。



さよなら芦原温泉。また来ること、あるかなあ。
一期一会ってのは、場所に対しても感じるべきものだと思う。



IMG_1456.JPG
旅風あふれる車内




この日は平日。
空いた車内に乗り込み、ご機嫌で写真を撮る。
おなかを空かせた一行の向かう先は、福井である。



DSC00886.JPG
快晴の福井




福井に到着したわれわれは、まずは福井のお土産ストリートを見学。
試食に夢中になる。
売り子の人が、大阪のショップの人よろしく声をかけてくるので、びっくり。
「これいいよー」
「これおいしいよー」
「どう?どう?」
きみたちはエストか!



それから暖かい福井の道を、歩く。
福井城を横目に見ながら、一路向かう先は。
「ヨーロッパ軒」と呼ばれる店がある。
昨晩の宿の人も知っていたということは、遠くまで名の通った店だ。
ちなみに滋賀出身の友人もその名を知っていた。
ヨーロッパ軒とは、ソースカツ丼を発明した店である。
けっこう歴史は長いらしい。
阪急百貨店の名産品や地方お弁当コーナーにも出品しているとのこと。
これからわれわれはそのヨーロッパ軒の本店で食そうというのだ。



ヨーロッパ軒。そこは普通の店であった。
外観も普通。
店内に入ると、マンガ雑誌が置いてある。
ただ!おびただしい数の芸能人のサインが壁をこれでもかと埋めていた。
おお、やはり芸能人も来る店なのか。
雑誌やテレビにも常連のように出ているらしいし。



僕は意を決して頼んだ。
「ソースカツ丼、ふたつ!!」



出てきたのは…



IMG_1472.JPG

いただきます




普通よりも少し薄め。
食感は、やわらかい。
ソースかけ放題なのが良い。ソースもこの店のウリなので、どんどんかけるべし。
不満を言うとしたら、もう少し量が欲しかった。



しかし、おいしかった!
というわけで、次の目的地へ。次が最後の観光地となる。



われわれが電車で向かったところ、それは、敦賀であった!
原発や気比の松原や敦賀ラーメンで有名なところだ。



IMG_1475.JPG
最終目的地へ




敦賀では敦賀ラーメンを食べようと思ったが、どうも夜からしかやってないみたいなので、断念。
「そもそもあんたさっきソースカツ丼食べたんじゃないの!」というつっこみはぬきにして。



駅から商店街にかけて松本零次ロードが広がっていた。
「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」で有名なキャラクターが所狭しとならんでいる。かのメーテルや古代進も勢ぞろいだ。
なんだか島根の水木しげるロードみたいだなあと感じた。



敦賀一の観光名所といえば、そう、気比神宮。
気比神宮を訪れ、北陸の静寂を心に刻んでおきたかった。
平日は人も少なく、昼過ぎの傾いた太陽が優しかった。



それから僕らは(買い食いをしながら)帰路についた。
またまた三時間ばかりのJRだったが、行きよりも短く感じた。
近江今津、京都…そして新大阪。
知ってる地名へと近づくことがさみしかった。
あっという間の三日間。
あっという間の三日間だったかもしれない。
けど、写真を見れば、また同じように心の中で旅ができる。
そう考えると、永遠に残る鮮やかな時間を手に入れたのかもしれない。



やはり旅行はいい。
冬の北陸に行きたいという願いも叶った。
正直、北陸はものさびしく、どことなく太陽の日差しも弱かった。



気候のせいか、地理のせいか。静かに落ち着いた感じを僕は忘れない。
きっとあの日に感じたものは、初夏を迎えようとする「今」の中にもカケラとして混じっているものかもしれない。



そんな日々の繊細さを下の写真に表しながら、とりあえずいったん筆を置くことにする。



IMG_1486.JPG

思い出を切り取れたなら、こんな感じ
(敦賀、気比神宮にて)



おしまい
posted by 映画委員長 at 02:35| 奈良 | Comment(3) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
三月の下旬って、まだまだ「冬の北陸」って感じだった?

私、「北陸」に行った事ないんだよね。
次の旅行の目的地にしようかな。

ただ、北陸って宿が高そうなんだよねぇ。そしておいしいもんいっぱいで食費もかかりそうやし(~_~;)

そこはやっぱり18切符で移動費節約か。


Posted by みかちん at 2007年05月19日 16:44
おひさです。久々にきました。
北陸は敦賀ぐらいまでしか行ったことがなく…。行って東尋坊とか行ってみたいんやけど、意外に遠いんよね。
Posted by 元・ゼルビス使い at 2007年05月25日 21:32
ええ、次の旅の目的地として、遜色ないと思いますよん。
北陸では温泉宿が中心になりますが、金沢市内にはたくさんビジホがあります。
そのあたりを活用されてはいかがでしょうか。
三月下旬、まだまだ雪が残るころあいでした。

>元・ゼルビス使い
東尋坊は結局行かなかったから、まだまだ人生の引き出しにしまっておきます。
しかし東尋坊って、結局仲間に殺されたお坊さんだったのね。
Posted by 映画委員長 at 2007年06月18日 22:05
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