2006年10月19日

けしからん、実にけしからん

先日、僕のパソコンがいかれた。弟のパソコンもいかれた。しかも素人の僕にはどうにもこうにも直しようがない。パソコンの「ヘルプ」をひらいても、そこにはわけのわからない用語が並ぶばかり。



プロトコル?
ダイヤルアップ?
ブリッジ?



満をじして業者のサポートセンターに電話することにした。まず、KCNに電話をして、症状を話したところ、KCNは三十分もかけて適切にアドヴァイスをくれた。そして、弟のパソコンは回復するに至った。



だが、僕のパソコンを復旧させる段階で難儀なことが起こった。どうも僕のパソコンは無線ランそのものがいかれているらしい。そこで無線ランのバッファローに電話するように指示をもらった。



土曜日にバッファローに電話をかけた。二時間くらいかけて、30回くらい電話したが、一回もつながらなかった。そこで、水曜日の朝にバッファローにもう一度電話をした。今度はつながった。しかし。



バッファローが言うには、IPなんたらプロトコルの取得ができていないらしい。そこで、パソコンのメーカーに電話をするように指示を受けた。わずか一分の対応である。



「自分で調べることはできないのですか?」とも聞いた。しかし、それに対しての回答は「とにかくメーカーに電話してください」とのこと。おかしいじゃないか。日本語的に適切な回答とはいえない。自分で調べることができるかどうかを聞いているのだ。



仕方なく、富士通サポートに電話をしようとした。すると、富士通のなんたらメンバーに登録しないと、サポートは受けられないとのこと。おまけのそのメンバー加入は葉書を通してしかできない。僕は非常に疲れた。なんだかパソコンを苦手とする人を、邪魔者扱いするようで。



どこのサポートもこんな感じなんだろうか?いや、KCNは違った。僕の関係ない質問にも、明朗に答えてくれた。バッファローの対応は人間味がなく、実にけしからん。



ずうっと前のこと。僕が自転車を最寄の駐輪場にとめようとしたときのこと。スペースが空いていたので、僕はそこに自転車を持っていこうとした。駐輪場のおじさんは僕の行動をはじめからじっと見ていた。そして、さあ鍵をかける段になって、こう言った。



「おいこら、そことめんな」



僕は嫌なことがあった日の夜だったので、むかっときて、反論した。



「客においこらと言うのはどういうことだ」
「なぜ最初から注意しないんだ」
「間違ったとこにとめても、それを動かすのが仕事じゃないのか」



おっさんは「何ゆっとんねん」みたいなことを言って、奥の部屋に入っていった。追いかけようかと思ったが、もう十分文句を言ったので、それはやめておいた。客商売ということを忘れ、地元の駐輪場のおっさんの一部は常に見下してしゃべってくる。中にはいい人もいるんだけどね。一部は、けしからん。



この前、電車の中で、おっさんが若い会社員に注意されていた。



「こらおっさん、携帯さわんなや」
「なんでーな、別に電話してへんやんか」
「アホか、マナー考えろや」



おっさんはワハハと笑った。おっさんがメールしている場所は、別に携帯を触ってもよい場所だ。優先座席の近くなどではない。



「何笑っとんねん」
「あほな、アンタ、誰がどう聞いても笑うで。おかしいやないか」
二人は高田駅で降りていって、ケンカをしていた。



僕自身の話もある。話している声がでかいと注意している人を見たことも、僕自身がされたこともある。酔っ払いのおっさんに携帯さわるなと携帯を奪われて、床に投げつけられたこともある。



マナーを建前に、人に注意をする人間、僕はよく理解できない。人に注意をするということは、どれだけ注意される人間を不快にするか。それをよく考えてから注意にうつしてほしい。僕は人間は小さな迷惑をかけあって生きているものだと思う。マナーがすすむにつれ、マナー以上に失うものも存在する。



まあ、まとめとして一言。これまでのけしからん事例を読むにつけ、一つのことがわかるだろう。人は心を大事にする生き物だということだ。人が人たるゆえんは、その人間たる複雑な感情にある。それを忘れ、合理主義だか個人主義だか知らないが、自分にとっていいことだけを求めると、えらくしんどい社会になる。情けは人のためならず。自分のためだと思って、そして相手の心を考えた上で物事に接したいものである。僕について言えば、目下それは修行中で、ほとんどなされていない。だから時には、不合理な選択肢も追ってみようと考えたりもする。
posted by 映画委員長 at 13:27| 奈良 ☀| Comment(3) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
世の中色んな人がいるもんですねえ。でもお互いに小さな迷惑をかけ合って生きているのはものすごく説得力がありました。さすがです。
僕もパソコンを使い始めの頃サポートセンターみたいなところに電話をしたらもう完全にオペレーターはマシーン化してました。恐ろしい位に。
〜をダブルクリックして下さい。とか言われて、〜をダブルクリックですか?と確認したら。〜をダブルクリック。とだけ言われたんです。あんたはマシーンか!と思わず突っ込みたくなりました。イマイチ伝わりづらいかもしれませんがとにかくマシーン化してたんです…
Posted by 猫人間 at 2006年10月24日 03:40
モスバーガーの対応は良い方だと思う。ただしそれはマニュアルだが。どうやらマニュアルでしか丁寧にしゃべれへん奴しかおらんようだ。
Posted by バカ学 at 2006年10月24日 10:07
>猫人間
続けてコメントありがとうございます。よくわかりますよ。お役所仕事みたいなもんですよね。
僕はいつか、「大事なことは決めておくこと」と言いましたが、それは自分の中の好みの選択についてです。
よく考えたら、お役所仕事ってすごく雑なんです。一つの答え方、基準だけを用意すればよいと考えているのですから。たとえ用意された答え方がなかなかよいものでも、それだけにとどまってはあまりよくない。みんなにたいして満足させられるように柔軟性も持つべきです。タスクにおける「合理的」ってのは、時にはすごく雑なもんです。


>バカ学
そういうマニュアル、見たことありますよ。塾講師のやつですけどね。で、さっそくマニュアル破ってやった。ある程度自分で形ができていたら、最後までマニュアルに頼らなくてもいいのではないかと思ったのです。
Posted by 映画委員長 at 2006年10月24日 15:27
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パソコンユーザーサポート
Excerpt: パソコンの在宅ユーザーサポートの仕事は基本的には、サポートセンターに勤務をし電話の対応をします。しかし、会社によっては....
Weblog: 副業でお金稼ぐ-副業在宅ワーク内職-
Tracked: 2006-10-26 11:11
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